活字中毒(katsuji junkie)の綿ヌキです.

いつ頃から活字中毒になったのか。そんなことを考えていました。

記憶にあるのは、3歳ごろからかな。

とにかく本が好きで、3歳ごろには、いわゆる絵本を卒業してしまい、

小学中学年生くらいの本は平気で読めてしまいました。

当然、簡単な漢字は読めます。

これ以外の取柄はないです。これを取柄と言うのかどうかもわかりませんが。

この本好きのせいで、親はとても困ったそうです。

分からないことがあると「なんで。なんで。どうして。どうして」と私はかなりしつこかったらしいです。

小学生を上がる頃には、中学生高校生くらいの本は読めました。

ただ、読めても内容はどこまで理解していたかは不明です。

だから、幼少期に読んだ本は、大人になってから再読しました。

 

社会人になって、広告代理店に勤めて。

コピーライターになって。

で、先輩にまず言われたことは、売れる本を作るには、「know-howが重要」

ということでした。

つまりは、読み手が気になっている。知りたいこと。を、調べて、その回答をする。

そんな気が利いた本が売れるのだと。チラシや、ポスターのキャッチコピーに関しても、

常にこの「know-how」を意識して書け。ということでした。

この先輩のアドバイスには、半分は共感、もう半分は反発。

そして、往年になってからは、この反発の方が大きくシフトして、現在に至ります。

そのくせ、私自身は「知りたがりです」

知らないことは、すぐに調べます。気になります。

 

先程、外出から帰ってきて、何気なく部屋の片づけをしていたら、こんなものが出てきました。

 

マッチです。そのまんまです。

これ何に使ったんだっけ?とは思いません。

きちんと覚えています。

数年前、我が家の家族だった、うさぎのJAMが亡くなった時に、お線香をあげるために購入。

したものです。それ以来、使う機会がなく、そのままになっていました。

購入した時、「こんな大量には要らないんだけどな」などと、泣き過ぎて目を腫らしながらお店で

そんな思いを抱いたことも覚えています。

で、このマッチを見つけてしまった私は、しばらくマッチを眺めていました。

このまま、再びしまってしまうか、何かに使うか?

何かに使う?えっ、何かにぃぃぃ?

あーもう、なんかワサワサした気分になってきたぞ。

そう、何かに使える。お線香をあげるためのものだけではない。

タバコに?ロウソクに?いや違う。

私の納得いく使い方はそれじゃない。しかも以前、これを使って何かした記憶が。。

う〜ん。思い出そうとしていたら、うたた寝していました。

目が醒めてからも、忘れていません。マッチの気が利く使用方法。

私は、マッチ箱を手に取り、中からマッチ棒を数本取り出し、デスクに置いてみました。

それからじっとマッチ棒を眺めていること数分。

知能ゲームです。

マッチ棒を使用して、ある漢字を作る。

そういったゲームをした記憶をかすかに思い出しました。

その記憶をもっと掘り下げてみようと必死になりました。蘇りました。

 

実際ゲームをする時は、お題は決められています。

例えば、「このマッチ棒〇本で、漢字〇〇を作りなさい」といった感じのゲームです。

私たち兄妹が幼いころ、大好きなおばあちゃんがよくこのゲームで遊んでくれました。

ということで、マッチ棒は、「ゲームとして使用できる」でした。

あーすっきり。

 

活字中毒は知りたがり中毒でもありました。とさ。

ちなみに、マッチ箱は、我が家の一番使用頻度が少ないものを入れる収納ケースに、

再びしまわれました。とさ。

 

たぶん、本屋さんに行けば、このような遊び心満載のアナログゲーム本が売っていると思います。

でも、私は買いません。

 

では、また来る日まで。

ばいばい〜。