【読書日記】ルーティンは儀式ではなく、「技術」である。―『ダラダラ気分を一瞬で変える小さな習慣』 | ほぼ日blog~通勤読書で継続力を高めよう!~

【読書日記】ルーティンは儀式ではなく、「技術」である。―『ダラダラ気分を一瞬で変える小さな習慣』

こんばんは。
本日の1冊はコチラ↓


『ダラダラ気分を一瞬で変える小さな習慣』 大平信孝、大平朝子 サンクチュアリ出版


有名スポーツ選手の活躍で、
すっかりお馴染みとなったルーティン。
その元祖とも言うべきイチロー選手も、
メジャー3,000本安打まであと一歩です。

他にも、ラグビーの五郎丸選手も、
ルーティンで注目されました。
スポーツ選手のルーティンはすでに、
周知の事実となっていますよね。

そんなルーティンですが、
有名人だけのものではありません。
特別な技術が必要なわけでもありません。

誰でも習得可能な「技術」なのです。

本書では、脳科学や心理学に基づき、
多くのビジネスマンでも実践できる、
ルーティンを紹介しています。

・ルーティンは、誰でも実践できる
・ルーティンは、お金も道具も必要ない
・ルーティンは、今すぐにできる手軽な技術

そう聞いたら、試してみたくなりますよね。

しかし、新しいことを試してみても、
続いた試しがない…
という、三日坊主のあなた。
心配はいりません。

ルーティンをきちんと身に付けて、
実践するコツも紹介されています。
簡単にコツを言ってしまえば、
「ちょっとずつ変化し続ける」
ことを意識し、行動することです。

もともと人間は変化を嫌い、
なるべく現状を維持しようとします。
新しいことを始めることは、
それに抗うということです。

脳は、ちょっとの変化であれば、
受け入れることができるそうです。
なので、高い目標を掲げるよりも、
まずはできることをコツコツと、
続けることが現実的なのです。

1つひとつはとても簡単だけど、
確実に効果が見込まれる技術。
本書に紹介されている50個の中から、
3つのルーティンをご紹介します。


1つ目は、朝の時間の過ごし方です。

『あわただしい中で、「いま」気分よく朝をスタートさせることができるためのルーティンをご紹介します。それは、朝の「ドリンクタイム」。1杯のお気に入りのドリンクを飲む間だけ、すべてのことをいったん脇に置いて、あなたの理想の朝をすごしてみるのです。朝は、1日で一番忙しい時間かもしれませんが、「あなたのためだけに使う」時間を、あえて確保する。「まず。自分を満たす」ことで、気持ちに余裕が生まれ、自分を心地よい状態に保つことができます。1日の「入」の時間に気分よくすごすことができれば、日中何が起こっても、短時間でグッドコンディションに戻すことができます。』(P50)

朝の時間はバタバタしてしまい、
そのまま家を出て会社に向かい、
バタバタしたまま机に向かう。

そうすると、スイッチのオンオフがなく、
何となく過ぎていってしまいます。

ドリンクタイムのような形で、
自分のスイッチをオンにしてあげて、
いい気分で仕事に向かうことができれば、
それだけでいい仕事ができそうですよね。

たとえ数分のドリンクタイムでも、
ゆっくりとコーヒーを味わうだけで、
心に余裕ができると思いませんか?

自宅でできないという方でも、
通勤途中のカフェでお茶をしたり、
会社に早めに行って、就業前の時間に、
ゆっくり気持ちを落ち着ける時間を
確保してみるのもいいと思います。

ドリンク以外の方法でもいいですよね。
自分が何をするとスイッチが入り、
気分が良くなっていくのかを、
試してみてはいかがでしょうか。


2つ目は、表情での気分転換です。

『クレーム対応の時間や、回答が遅くなってしまった案件の電話など、少々電話するのが「めんどくさい、気が進まないな」と感じるときに使えるルーティンをご紹介します。それは、「上を見て、口角を上げる」です。簡単にできるので、あなたも試しにいま、やってみてください。アゴと一緒に目線もぐっと上げて、天井を見上げて、一呼吸してみる。どうですか?少しだけ気持ちが軽くなりませんか?』(P117)

この動作には、3つの効果があるそうです。

①人は上を向いたまま、ネガティブなことを考えられない
②上を向くだけで視野が広くなる
③(強制的でも)笑顔を作ると、感情もポジティブになる

試しに、上を向いてみてください。
首を後ろに傾けて上を向くだけで、
気分がちょっと変わりませんか?

次に、口角をニッと上げてみてください。
気持ちも上向きになりませんか?
ネガティブさが改善されませんか?

こころと体は、文字通り一心同体。
体を動かせば感情も変わるし、
こころの状態が体も変化させます。


3つ目は、体を動かしてやる気を出す方法です。

『「気合い」で乗りきれるうちはいいのですが、誰でも、気分が下がってくると背中がだんだん丸くなったり、前屈みみたいになって猫背になりがちです。すると、目線が下がるので、視野が狭まり、さらに気分も下がってしまいます。こんなとき、休憩を取らずに簡単に仕切り直せるルーティンをご紹介します。お腹にぐっと力を入れてへこませるだけです。こうすると、姿勢がよくなります。姿勢は、気持ちにも影響しますが、集中力にも影響します。いい姿勢になると、気分もよくなり、集中力も持続しやすくなるのです。』(P128)

姿勢を正すことで起きる2つの変化。

①神経回路の伝達がスムーズになる
②気管の通りがスムーズになり、呼吸が深くなる

つまり、姿勢を正すだけで、
頭の回転が改善されることに加えて、
集中力もアップするそうです。

今、この文章を書きながら、
自分自身も姿勢が悪くなっており…
すぐに姿勢を正しました。

やっぱり、いい姿勢を保ったほうが、
パソコンも操作しやすいですね。
体の動きの面から考えても、
正しい姿勢は効率的と言えます。

ということは、仕事をしているうちに、
だんだんと非効率となっていって、
生産性も低下しているということですね。

時々、姿勢を意識してみるだけで、
仕事の効率もアップするかもしれません。


このように簡単なルーティンならば、
すぐに着手することができるし、
簡単に継続できそうですよね。

机に付箋で「姿勢に注意」と書いたり、
スクリーンセーバーに表示させたりして、
思い出す仕組みを一緒に実践すると、
より効果的ではないでしょうか。

ぜひ、本書のルーティンを取り入れて、
仕事の生産性をアップしましょう!









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ダラダラ気分を一瞬で変える 小さな習慣 (Sanctuary books)