【雑誌】健康格差は、日本を長寿国でなくすかもしれない『週刊東洋経済 2016年7月2日号』 | ほぼ日blog~通勤読書で継続力を高めよう!~

【雑誌】健康格差は、日本を長寿国でなくすかもしれない『週刊東洋経済 2016年7月2日号』

こんばんは。

今週の『週刊東洋経済』の特集は、
「健康格差」です。


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健康管理は、自己責任。
確かに、その一面もあると思います。
しかし、今の日本で起きているのは、
健康が社会問題化している事実です。

お酒が好きだから飲む。
タバコは死ぬまでやめない。
などなど、好きなことをやって、
健康を壊してしまうことは、
自己責任で片付けられます。

でも、さまざまな問題を抱えて、
健康を崩してしまう。
そういう人の割合が増加しています。

これは、地方の問題だけでなく、
都市部でも多く起きていることです。

また、かつて長寿のイメージだった、
沖縄県はもう長寿県ではありません。
沖縄県男性の平均寿命は今、29位です。
この沖縄の姿は、やがて日本全国へと
広がっていくと本誌では警告しています。

お金に困っている人は、
健康的な食事より満腹になる食事。
こうして、炭水化物中心となり、
タンパク質や野菜が不足します。

加えて、健康保険未加入の人も多く、
将来の健康には目をつぶって、
目の前の生活を重視してしまう人も。

私は、今は何とか生活できていて、
食事にも困ってはいませんが…
ちょっとトラブルに遭っただけで、
生活に困ってしまうという話は、
最近よく聞きます。

将来の日本のためにも、
特に子どもの健康格差について、
国民が向き合わなければならない。
本誌を読んで、そう思いました。

野菜や肉、魚を買うよりも、
缶チューハイや菓子パンを買うほうが、
現実的に安く済んでしまいます。
スーパーでお肉を買うお金で、
牛丼や立ち食いそばが食べられます。

食材をきちんとコントロールして、
毎日自炊をする生活にすれば、
かなり食費は抑えられますが…
時間や体力的な余裕もないと、
なかなかできることではありません。

実際、低所得層の子どもの食事は、
野菜を食べる割合が高所得層の半分で、
インスタント麺を食べる割合では、
2.6倍にもなるそうです。

こうした子どもがいる家庭の割合は、
今の日本では6人に1人と言われています。
一方、所得に占める健康保険料の割合は、
所得が低い人ほど高くなっています。

この現実をどう見るか?
まずは、知ることが大事です。











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週刊東洋経済 2016年7/2号 [雑誌](健康格差)