【雑記】人生を最も左右する要素は「住む場所」である | ほぼ日blog~通勤読書で継続力を高めよう!~

【雑記】人生を最も左右する要素は「住む場所」である

今住んでいる場所は、どのようにして決めましたか?

親や先祖代々住んでいる家に、今も住んでいる人もいると思います。
仕事の都合で、引っ越した人もいると思います。
あるいは、進学を機会に東京などの都市に出てきた人も。

大人になると、ある程度は住む場所を自分で決められますよね。
私も、社会人になって数年して、20代後半になって都内に引っ越しました。

それまでは、実家から都内某所の勤務先まで通勤していました。
片道1時間45分をかけていたのは、今思うと若かったです。
そのおかげで、読書量が一気に増えましたが。

体力面や時間的な余裕を考慮して、金銭面と相談しながら引っ越しを決めました。
初めて引っ越した場所は、文京区でした。


大前研一さんは、人間が変わる方法は次の3つしかないと言います。

「時間配分を変えること」
「住む場所を変えること」
「付き合う人を変えること」

このうち「時間配分を変えること」が、最も効果的だそうです。

ただ、住む場所を変えると、時間配分も付き合う人も、自ずと変わってくるな…
と私は思うのです。
すごい近所に引っ越した場合は別ですが。

それで、当時の職場に近いエリアで、都心で、金銭的にOKな場所が文京区でした。
どうしても人生で一度は、山手線の内側に住みたいという野望もあったので。
結果的に、それからずっと、山手線の内側に住んでいるのは、このときの判断が正しかったと私は思っています。

やっぱり、職住近接はいいなって実感しました。
通勤時間をあまり気にしなくていいので、時間的な余裕ができます。
時間的な余裕は、心の余裕も生み出します。

通勤が短くて済むということは、通勤中の消耗もしなくて済みます。
満員電車に乗る必要もなかったので、体力的な余裕もできます。

時間、心、体力で余裕が出る。
余裕が減ったのは、お金くらいでしょうか。
やっぱり都心に済むのは、お金がかかるので。
でも、工夫次第でどうにでもなるものです。

都心に住むこと、東京に住むことが正解というわけではありません。
逆に地方へ移住して、ゆとりあるライフスタイルを楽しむ人もいます。
大切なのは、自分の生活と価値観を考えることではないでしょうか。


昨年話題になった本で、『23区格差』という本があります。



23区格差 (中公新書ラクレ 542)



この本によれば、東京23区内においても、所得格差は著しく開いています。
1位の港区と、23位の足立区では3倍近く所得差があるそうです。
しかし、足立区でも、日本全体で考えれば、かなり上位にいます。

私もちょっと「港区に住みたいな」と思い、物件を探していた時期があります。
でも、条件と家賃が自分には合わず、別の区に住んでいるのですが。
生活の質を考えると、港区より今の場所のほうが高いかなと、個人的には思っています。

私が住む場所を決める基準として、いつも次の条件で決めています。

・職場まで30分以内で通える場所
・閑静な住宅街であること
・周辺に教育施設や公園があること
・交通の便がいいこと

先に立地ありきで、物件のスペックは後です。

特に重要なのが、静かな環境です。
今、この記事は、窓を開け放って書いていますが、とても静かです。
鳥のさえずりしか聞こえません。

線路から近かったり、高速道路や大通り沿いは、私は好みません。
そのため、一本入った路地だったり、駅から少し離れたりするのは問題ありません。


人によって、こういった条件や価値観は違うと思います。
職場から近すぎるのは嫌だと、いう人もいます。
駅から近いほどいい、という人もいます。
同じ閑静でも、都心より郊外のほうが好きな人もいます。

先の『23区格差』の話に戻ると、住む場所ごとの住人の傾向はわかります。
ただし、あくまで平均だということです。
港区に住む人が、全員セレブということはありません。
足立区にも、昔からの地主やお金持ちの人はいるでしょう。

ましてや、港区に住めば年収が上がるはずもありません。
住む場所を変えただけでは、人生が変わるわけではありません。

しかし、長期的に見ると、住む場所は人生に大きな影響を与えます。
生まれ育った場所が、これまでの人生を決めてきたように。

どこに住むのか、家を買うのか、それとも賃貸にするのか。
これらに絶対の答えはありません。
人によって、そのときの仕事、そのときの家族、そのときの価値観があります。
自分や家族の価値観で決めた住処が、最良の場所になるかと思います。









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