【旅日記】ベトナム・ダナン旅行記⑩~世界遺産フエ・阮朝王宮編 | ほぼ日blog~通勤読書で継続力を高めよう!~

【旅日記】ベトナム・ダナン旅行記⑩~世界遺産フエ・阮朝王宮編

おはようございます。

今回はダナンをちょっと離れて、
世界遺産の街・フエへ。

ベトナム中部の代表都市で、
70年前まではベトナムの中心地。
王様がいた街となります。

ダナンからフエへの行き方は、
「電車」「バス」「ツアー」
のいずれかとなります。

個人的にはツアーがおすすめ。
電車が一番早いのですが、
本数が少ないうえに不安定。
バスは山道なので疲れると思います。

ダナンからフエへは、
車で約3時間もかかります。
それでも行く価値がある場所です。

途中、トンネルを通りますが、
それを含むハイヴァン峠の道は、
日本のJICAの協力で整備されました。
前は1時間かかっていた道が、
10分に短縮されたそうです。

そんな日越友好を感じながら、
旅ができるフエへの道程。
山道を3時間走った先には、
予想外の都会が待っていました。

その中心部にあったのが、
かつての王朝時代を象徴する、
「阮朝王宮」でした。


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1945年続いた阮朝。
この王宮には国王をはじめ、
皇后や文官、武官が住んでいた、
広大なお屋敷のような場所でした。

身分によって通る場所や、
いる場所、入っていい場所が、
すべて決まっていたそうです。

例えば、王宮の門なら、
中央は王様が通る道で、
両脇は文官、武官が通る道。


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王宮の建物を見ていると、
首里城を思い起こすような、
中国から派生したのがわかる
建築様式でした。

当時は漢字が使われていて、
現在はアルファベットのみが
使われているベトナム語。

街中では全く感じられないけど、
昔のベトナム文化というものが、
ここにはありありと残っています。


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王様が鎮座していた太和殿。
ここは写真撮影禁止です。

中は朱色が中心で、
至る所に漢字でいろいろと
書かれていました。

太和殿は現存する建物で、
貴重な文化遺産です。


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というのも・・・
実際には広大な王宮ですが、
現存する建築物というのは、
ほんの一部だけなんです。


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太和殿の敷地の外側は、
がらんと広がる野原。
そして、一部復元された建物。


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フエやダナンのある中部は、
ベトナム戦争の激戦地でした。
そのため、この王宮も例外なく、
攻撃を受けたのでした。

街中を普通に歩いていると、
戦争の歴史を感じることは、
全くといってありません。

でも、この王宮に来ると、
破壊された建物の一部や、
弾痕が残されています。


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阮朝時代の様子だけでなく、
戦後ベトナムが歩んできた道を
知ることができる場所。

片道3時間は確かに遠いけれど、
それでも行く価値がある場所でした。









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