【雑誌】スマホを使えば使うほど、個人情報は流出する？！「週刊ダイヤモンド2015年4月25日号」

おはようございます。

今週の週刊ダイヤモンドの特集は、
個人データとインターネットについて。

ネットに表示される広告が、
さっき調べた情報のものだった。
なんてことは、今や当たり前。

しかも履歴も蓄積されていて、
数年前に行った旅行のものや、
昨年の引越に関するものまで、
ちゃんと引っ張ってきます。

特にすごいのがSNSで、
登録してある個人の情報と、
検索結果や閲覧履歴と思われる、
別の情報を組み合わせてきます。

最近では、Tポイントカードが、
利用情報の情報提供について、
加盟企業同士の情報共有から、
第三者提供に変更をすることが、
話題になりました。

確かに、どこでもポイントが貯まり、
意外としっかり貯まっていくので、
つい作ってしまうポイントカード。

今や、コンビニに行けば、
登録すらいらずにその場で
TポイントやPontaカードが作れ、
その場で使えるようになります。

さらにスマホにおいては、
閲覧履歴や利用履歴だけでなく、
位置情報なども含めてすべての
個人データが吸い取られていると
言っても過言ではありません。

だからと言って、
それがただちに問題かといえば、
そうとも言い切れないような。

それ以前に、今の世の中で、
ネットやスマホから個人情報が
一切抜かれないようにするなど、
ほとんど不可能な気もします。

せいぜい、使うアプリやサイト、
そしてポイントカードなどを、
選んで使うくらいでしょうか。


しかし、今後の流れとして、
さらに複雑かつ拍車をかけるのが、
マイナンバー制度です。

導入まで時間が迫ってきて、
対応に焦る企業も多いと思います。

マイナンバーにおいては、
こんな時期に来ているのに、
未だ不明な点も多く残っていて、
不安も多い状況です。

特に、個人の立場からすると、
どこまでがその範囲になって、
どのように使われていくのかが、
ほとんどわからない状態。

ひとたび情報漏えいがあれば、
生活に直結する問題になります。
なのに、至るところで必要となり、
漏えいリスクが高いと言えます。

アメリカでは3年間で1170万人が
なりすまし被害に遭ったそうです。
全く同じ状況になるとは言えませんが、
日本でも影響は少なくないでしょう。

今回のダイヤモンドの特集は、
いろいろ考えさせられますが、
それに個人が対応できる範囲は、
そんなに広くないと感じます。

ただ、何がどうなっているのか？
を知るにはいい特集だと思いました。

さて、私たちの情報はどうなるのでしょうか。

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週刊ダイヤモンド 2015年 4/25 号 [雑誌]