【旅日記】京の冬の旅その8 「あの世の入口・六道珍皇寺と、全国3000寺の総本山・智積院」 | ほぼ日blog~通勤読書で継続力を高めよう!~

【旅日記】京の冬の旅その8 「あの世の入口・六道珍皇寺と、全国3000寺の総本山・智積院」

おはようございます。

祇園でランチを食べたあと、
京都に来ると必ず訪れている、
「安井金毘羅宮」へ。

ここで御札を納めて、
また新しいものを買うのが、
1年に一度の習慣なのです。

さて、ここから歩いて5分ほど。
辻利の事務所の裏側にある、
「六道珍皇寺」へ行きました。


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こちらは「六道まいり」で知られ、
京都のお盆はこちらの迎え鐘で
始まるのだそうです。

六道とはすなわち、
6種類の死後の世界のこと。
昔、このお寺の一帯は、
京都の墓場だったそうです。

冥界「鳥辺野」との接点に位置し、
それがお寺の名前の所以です。

百人一首にも出てくる公家、
小野篁(たかむら)公ゆかりのお寺
でもあるそうです。

「わたの原 八十島かけて 漕ぎ出でぬと
 人には告げよ 海人の釣り舟」

ちなみにこちらの歌は、
小野篁が隠岐に島流しとなった際、
詠まれた歌と言われています。

そこから後に京へ戻り、
参議まで出世したそうです。
とても才能に恵まれた人であり、
特殊な能力も持っていたとか。

夜は冥界の役人もしていたという
伝説も残っています。
冥界への行き来に使っていたのが、
「冥土通いの井戸」です。


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伝説によると、
冥界から帰ってくる際には、
「黄泉がえりの井戸」があり、
それが近年になって発掘されて、
公開もされています。

興味のある方はぜひ!


さて、京都最後の目的地。
三十三間堂のすぐそばにある、
巨大なお寺、智積院です。


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有名なお寺にも関わらず、
訪れるのは初めてでした。

真言宗智山派の総本山で、
全国に3,000以上のお寺を擁する、
とても大きなお寺なのです。

その中には成田山新勝寺、
川崎大師、高尾山薬王院なども
あるというので、その規模には、
とても驚かされますよね。

空海の開いた真言宗の、
学問所として栄えた智積院。
一度は豊臣秀吉に焼き払われますが、
江戸時代に再興しています。

それが今の智積院です。
敷地もとても広い!


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梅の花もきれいに咲いていて、
思わず写真に収めてしまいました。


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収蔵庫は例のごとく写真NG。
この中には長谷川等伯の作品と、
その息子・久蔵の作品があり、
国宝の絵も公開されていました。

とても豪華絢爛な障壁画で、
金色に輝く中に大胆な筆づかいで、
色とりどりに描かれています。

久蔵は若くして亡くなり、
それを忍んだ絵が国宝「楓図」です。

また、その悲しみを表したのが、
本法寺の仏涅槃図だと言われています。

こういった繋がりがわかると、
よりお寺や芸術作品を見る楽しみが
増してきますよね。

私ももっと勉強しないと・・・








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