【雑記】東京都庭園美術館に行ってきました!(雑学のおまけつき) | ほぼ日blog~通勤読書で継続力を高めよう!~

【雑記】東京都庭園美術館に行ってきました!(雑学のおまけつき)

おはようございます。

昨日は代休をいただき、
東京都庭園美術館へ行きました。

平日にしか行けないところ・・・
と思い、調べていたところ、
こちらの美術館が平日だと
撮影可能ということで。

開催中の企画展

アーキテクツ/1933/Shirokane
アール・デコ建築をみる
http://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/141122-1225_architects.html

を見に行ってきました。


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私はあまり建築に詳しくなく、
(というか全然知らない)
母校が近くだったはずなのに、
一度も行ったことがなかった
のもそのせいかもしれません。

もっと早く行っておけばよかった。
そう思いました。

1933年に竣工したこの建物は、
朝香宮鳩彦王の邸宅でした。
戦後、殿下が皇籍離脱したため、
外務大臣公邸、白金迎賓館、
その後は結婚式場となりました。

1983年に東京都庭園美術館として、
開館したそうです。
この美術館は、私と同い年でした!

今の人間が見ても、
美しい作りだと思える。
むしろ、もっと当時の建物が
残っていたらいいのに・・・


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私の母校、明治学院は、
この美術館のすぐ近くにあり、
同じく当時の洋館がいくつか
残っています。
国の重要文化財にも指定されています。

私は大学時代、
受験生向けにキャンパスツアーを
やっていましたので、これらの
建物によく行っていました。

この美術館の建物を見ていると、
明治学院のインブリー館のことを
思い出して懐かしくなりました。


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木目が温かい床。
派手すぎないけれど、
しっかり設えた内装。
見ていて飽きない空間です。


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かと思えば、
シックな床のバルコニー。
チケットに使われていました。


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重厚感のある廊下。
歩いていると自然と厳かな
気持ちになってきます。


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外を眺めれば、
広々とした庭園。
今は公開されていませんが、
整備され次第、日本庭園も
公開されるそうです。


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もともと、美術館のあった場所は、
江戸時代は高松藩の武家屋敷でした。

白金を含む目黒川北岸地域、
現在の品川、目黒付近というのは、
江戸時代まで武家屋敷が密集する
地域でした。

それも、かなり大きなお屋敷が
ひしめく地域だったため、
明治時代になってからは、
政府が接収した場所です。

なので、朝香宮邸のように、
皇族が利用したり、
学術施設や軍用地になったり、
桑畑として利用されたりして
きたという歴史があります。

この一帯に古い学校が多いのも、
海軍の火薬庫があったのも、
絹産業のための畑があったのも、
富国強兵の国策のためでした。

時代とともに需要が変化し、
都心にあった広大な土地が、
やがて邸宅街となっていき、
現在の高級住宅街になりました。

もともと白金一帯は、
江戸の町外れの地域なので、
明治になっても郊外でした。
しかも、坂が多く山の上に
位置していました。

交通機関も、都電とバス以外は、
南北線と三田線が開通するまで、
近くを走っていなかった地域。
なので、車がないと生活できない
地域だったのでした。

よって、

・街の中心部でなかったこと
・広大な土地が残っていたこと
・高台に位置していたこと

が、白金を高級住宅地にしたのでした。

朝香宮邸が美術館の形で残っている
ことは、こうした歴史を考えると、
貴重ではないかと思います。

戦後、購入したのは西武鉄道ですが、
このまま残してくれたおかげで、
今も見ることができるのですね。

現在の企画展は25日までです。
興味のある方はお早めに!










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