【イベント】ジョン・キム先生が『媚びない人生』について語る@天狼院書店に参加してきました!
こんにちは。
昨日は、今話題の書店、
池袋にある「天狼院書店」に
お邪魔してきました。
この日は、現在はパリ在住で、
『媚びない人生』などの著書をもつ
ジョン・キム先生が一日店長。
そして、トークショー?の
イベントもありました。
1時間の予定が2時間近くも
濃いお話をしてくださいました!
紙幅が足りないので、
掻い摘んでご紹介します。
(メモみたいですみません!)
◇ 感情とは、理性の選択である。
・内面の世界=海
いかに拡張するか?
いかに深めるか?
いかにキレイにするか?
・内面が広く、深く、美しければ、
他人から影響されることなく、
理性を保つことができる。
・ネガティブな感情に対しては、
いかに受け止めるか?
原因を外に求めない
なぜそう感じるかを知ること
◇不安の源泉は、希望の源泉でもある。
・選択の余地=可能性
選択できない状態は絶望
・不安やプレッシャーとは、
自分を高めるシグナルであり、
成長できる証拠である
・選択の必要条件
①主体性
②責任感
③使命感
◇人間はすべて感情で動く。
・常に6つの視点をもつ
①自分の感情
②自分の理性
③自分の状況
④相手の感情
⑤相手の思考
⑥相手の状況
・まずは自分のことを観察し、
相手も慮る努力をする。
◇行動の起点は自分に置く。
・人と接する目的
①説得する=価値を伝える
②感動させる=相手の期待を超える
・相手を感動させるには?
①相手を理解する
②それを超えて返す
・自分の感動ポイントを知る
→相手にもそれをする
与えることに喜びを感じる
◇時間とは、長さよりも深さ。
・人生の時間=長さ×深さ
長さはなかなか意識できない
気付けば過ぎているもの
・時間を縦に刻む意識
より現在を深く掘るためには、
それなりの情熱が必要
◇無意識は、神経の精鋭部隊が住むところ。
・習慣に一度光を当てる
良い習慣=意識的に作られている
悪い習慣=無意識的に作られている
→意識の世界に引きずり込む
・作りたい習慣を掲げる
→行動を繰り返す努力をする
→習慣化、無意識化できる
◇境界を越える視点をもつ。
・人は分類したがる
同じ枠にとらわれない
誰かが決めた枠にはまらない
・日常の中でも越境できる
日常の中に非日常を取り入れる
慣れ親しんだ日常は麻痺させる
◇愛情とは、サイレント・ギフト。
・言葉にすると要求が入る
言葉以外で相手に伝える
目の前の相手に何ができるか?
・自分自身はプロデューサーになる
相手を引き出すことに注力する
聴く8割、話す2割
相手にいい意味で巻き込まれる
◇読書は、食べ物と同じだ。
・本を読むときの視点
①なぜ読むのか
②何を読むのか
③どう読むのか
・迷ったら古典を読むべし
古典は読者が評価し続けた結果
古典になる本は抽象度が高い
・読書は思索を伴わなければならない
食べ物と同じでしっかり噛むべし
知識を日常の実践に落とし込む
書き殴ってしまいました。
これらは、キム先生の著作にある
だけでなく、社会人版キムゼミでも
語られている内容です。
ぜひ『媚びない人生』も、
ご一読いただきたいのですが、
私がグッときた一節について
ご紹介したいと思います。
いきなり物事が大きく変わる
ことなどあり得ません。
しかし、何もしなければ、
永遠に変わることもありません。
自分はどうしたいか?
そのために何をするか?
という視点を常に持つことが
大切なのだと教えてくれます。
キム先生は、先生が伝えたいことを
ラッセルが『幸福論』の中でも
書かれていると仰っていました。
勝手な邪推ですが・・・
幸福論の中でラッセルは、
幸福について次のように書いて
いる部分かと思うのでご紹介します。
あ、キム先生はまさにこれを
体現されているな。
と自分で書きながら思いました。
まさに、ご自身で実践され、
血肉とされているからこそ、
すっと入ってくる言葉。
読書の大切さ、素晴らしさを
改めて教えていただきました。
そんなキム先生のおすすめ本が、
こんな状態に・・・
写真だとわかりづらいですが、
少しだけ本が飛び出ています。
出ている本がおすすめ本。
こんな売り方もあるんですね。
さすが一日店長!
最後に、キム先生の言葉で、
印象に残ったことは、
すべてのことから学ぶことの
大切さでした。
自分だけの大学院をつくる。
自分は社会科学を専攻する、
左脳型人間だった。
だから、右脳的な街である
パリを移住先に選んだ、と。
ちょうど最近読んでいた、
五木寛之の小説『青春の門』
で書かれていた文章と重なった
ので、ご紹介してこの記事の締め
とさせていただきます。
一日店長のあとは、
居酒屋さんに移動して、
23時近くまでキムゼミ開催!
深夜まで熱い時間でした。
キム先生、ありがとうございました!
媚びない人生
ラッセル幸福論 (岩波文庫)
青春の門(第五部)望郷篇(講談社文庫)
昨日は、今話題の書店、
池袋にある「天狼院書店」に
お邪魔してきました。
この日は、現在はパリ在住で、
『媚びない人生』などの著書をもつ
ジョン・キム先生が一日店長。
そして、トークショー?の
イベントもありました。
1時間の予定が2時間近くも
濃いお話をしてくださいました!
紙幅が足りないので、
掻い摘んでご紹介します。
(メモみたいですみません!)
◇ 感情とは、理性の選択である。
・内面の世界=海
いかに拡張するか?
いかに深めるか?
いかにキレイにするか?
・内面が広く、深く、美しければ、
他人から影響されることなく、
理性を保つことができる。
・ネガティブな感情に対しては、
いかに受け止めるか?
原因を外に求めない
なぜそう感じるかを知ること
◇不安の源泉は、希望の源泉でもある。
・選択の余地=可能性
選択できない状態は絶望
・不安やプレッシャーとは、
自分を高めるシグナルであり、
成長できる証拠である
・選択の必要条件
①主体性
②責任感
③使命感
◇人間はすべて感情で動く。
・常に6つの視点をもつ
①自分の感情
②自分の理性
③自分の状況
④相手の感情
⑤相手の思考
⑥相手の状況
・まずは自分のことを観察し、
相手も慮る努力をする。
◇行動の起点は自分に置く。
・人と接する目的
①説得する=価値を伝える
②感動させる=相手の期待を超える
・相手を感動させるには?
①相手を理解する
②それを超えて返す
・自分の感動ポイントを知る
→相手にもそれをする
与えることに喜びを感じる
◇時間とは、長さよりも深さ。
・人生の時間=長さ×深さ
長さはなかなか意識できない
気付けば過ぎているもの
・時間を縦に刻む意識
より現在を深く掘るためには、
それなりの情熱が必要
◇無意識は、神経の精鋭部隊が住むところ。
・習慣に一度光を当てる
良い習慣=意識的に作られている
悪い習慣=無意識的に作られている
→意識の世界に引きずり込む
・作りたい習慣を掲げる
→行動を繰り返す努力をする
→習慣化、無意識化できる
◇境界を越える視点をもつ。
・人は分類したがる
同じ枠にとらわれない
誰かが決めた枠にはまらない
・日常の中でも越境できる
日常の中に非日常を取り入れる
慣れ親しんだ日常は麻痺させる
◇愛情とは、サイレント・ギフト。
・言葉にすると要求が入る
言葉以外で相手に伝える
目の前の相手に何ができるか?
・自分自身はプロデューサーになる
相手を引き出すことに注力する
聴く8割、話す2割
相手にいい意味で巻き込まれる
◇読書は、食べ物と同じだ。
・本を読むときの視点
①なぜ読むのか
②何を読むのか
③どう読むのか
・迷ったら古典を読むべし
古典は読者が評価し続けた結果
古典になる本は抽象度が高い
・読書は思索を伴わなければならない
食べ物と同じでしっかり噛むべし
知識を日常の実践に落とし込む
書き殴ってしまいました。
これらは、キム先生の著作にある
だけでなく、社会人版キムゼミでも
語られている内容です。
ぜひ『媚びない人生』も、
ご一読いただきたいのですが、
私がグッときた一節について
ご紹介したいと思います。
『不可抗力に縛られることなく、統制できる領域を増やしていくのだ。それは、運命の女神に委ねる領域を減らしていくことを意味している。いきなり自分の想い通りの人生にすることは難しい。しかしこうして少しずつ、自分らしい人生を少しずつ形作っていけばいいのである。』(P96)
いきなり物事が大きく変わる
ことなどあり得ません。
しかし、何もしなければ、
永遠に変わることもありません。
自分はどうしたいか?
そのために何をするか?
という視点を常に持つことが
大切なのだと教えてくれます。
キム先生は、先生が伝えたいことを
ラッセルが『幸福論』の中でも
書かれていると仰っていました。
勝手な邪推ですが・・・
幸福論の中でラッセルは、
幸福について次のように書いて
いる部分かと思うのでご紹介します。
『幸福な人とは、客観的な生き方をし、自由な愛情と広い興味を持っている人である。また、こういう興味と愛情を通して、そして今度は、それゆえに自分がほかの多くの人びとの興味と愛情の対象にされるという事実を通して、幸福をしかとつかみとる人である。』
あ、キム先生はまさにこれを
体現されているな。
と自分で書きながら思いました。
まさに、ご自身で実践され、
血肉とされているからこそ、
すっと入ってくる言葉。
読書の大切さ、素晴らしさを
改めて教えていただきました。
そんなキム先生のおすすめ本が、
こんな状態に・・・
写真だとわかりづらいですが、
少しだけ本が飛び出ています。
出ている本がおすすめ本。
こんな売り方もあるんですね。
さすが一日店長!
最後に、キム先生の言葉で、
印象に残ったことは、
すべてのことから学ぶことの
大切さでした。
自分だけの大学院をつくる。
自分は社会科学を専攻する、
左脳型人間だった。
だから、右脳的な街である
パリを移住先に選んだ、と。
ちょうど最近読んでいた、
五木寛之の小説『青春の門』
で書かれていた文章と重なった
ので、ご紹介してこの記事の締め
とさせていただきます。
『そしてこれから先の数年間、どんなことも、後のための勉強だと、そんな風に考えて、体験をしていきたいとおもいます。本も読まなければならない。田舎者ですから、さまざまな教養も身につけたいとおもいます。大学へはもどる気はありません。学校にいくだけが勉強ではないとおもうのです。これから先は、ぼくは独力で学んでゆくつもりです。ゴーリキイの≪私の大学≫のように、社会の中で出あったすべての人びとを、自分の教師として、仲間として、学んでいくつもりです。』
一日店長のあとは、
居酒屋さんに移動して、
23時近くまでキムゼミ開催!
深夜まで熱い時間でした。
キム先生、ありがとうございました!
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媚びない人生
ラッセル幸福論 (岩波文庫)
青春の門(第五部)望郷篇(講談社文庫)