【読書日記】当たり前を捨てることで、今後の会社人生が変わる-「会社で不幸になる人、ならない人」 | ほぼ日blog~通勤読書で継続力を高めよう!~

【読書日記】当たり前を捨てることで、今後の会社人生が変わる-「会社で不幸になる人、ならない人」

おはようございます。
本日の1冊はコチラ↓


「会社で不幸になる人、ならない人」 本田直之 日経プレミアシリーズ


会社を辞めるべきか?
誰もが一度は思うことですよね。
その理由は前向きか後ろ向きか、
ということは置いておいて。

また、独立することも念頭に
置いている方もいると思います。
一方で、会社員でいることを
意図的に望んでいる方もいます。

人には向き不向きがあるので、
誰もがフリーや経営者になることが
正解というわけではありません。
今後も形態が同じとは限りませんが、
会社員で働く人は残るでしょう。

本書は、会社員を経て独立し、
現在も多くの方々との交流をお持ちの
本田直之さんが経験から書かれている、
今後の会社員の身の振り方を考える
きっかけとなる1冊です。

多くの項目が書かれていますが、
最も大切なのは次の項目に尽きます。

『経営者視点を持っていれば、今現在勤めている会社でなくてもやっていけるでしょう。会社を移るということは、自分の能力を売る先が今の勤めている会社から違う会社になる、ということにすぎません。』(P20)

自分の売りを認識する。
常に改善と成長を意識する。
依存する心を捨てる。

会社のために仕事をするのは、
当たり前のことですよね。
それ以上に、会社に提供できる価値を
常に磨いていく必要があります。

加えて、会社にあるリソースを、
十分に活用させていただく。
それによって自分の価値が高まれば、
会社にとっても意味があります。

また、今の会社のキャリアに加え、
外へ次のキャリアを求めるときにも、
現在の会社で何をしてきたかが、
当然重要となります。

『自分がやっている仕事は、次のステップでどう活かせるのか、人脈を活かすことはできるのか、自分の持っているスキルに、どんなバリューがあるのか、を見直してみれば、セカンドキャリアはつくりやすくなります。』(P37)

特定のスキルに依存するキャリアは
変化の激しい世の中においては、
陳腐化も激しいことが予想されます。

あるいは、競争が激しくなって、
これまでは大丈夫だったけれど、
今後は食べるのが難しくなる仕事も
増えていくと思われます。
現に、多くの士業はそうですよね。

絶対安泰は望めない時代です。
であれば、最も大切なのは、
順応性ではないかと思います。

実はこれは受け売りで・・・
独立できる力も人脈もありながら、
会社員として素晴らしい実績を持つ
方からお聞きした言葉でした。

最も大切なのは順応性。
確かに、そうですよね。
会社員でもそうでなくても、
求められることに対して発揮できる
価値の提供こそが最重要です。

つまり、成果につながることこそ、
全ての仕事の本質です。
順応性を発揮するためには、
常に当たり前を捨てることが、
必要になってきます。

その阻害要因としては、
「過去の成功体験」と「固定概念」
の2つが考えられます。
実はこれも受け売りなのですが(笑)

常に改善と成長を意識する。
全てを成果につなげる。
そのために仕事が出来ているかを、
再点検してみる必要があります。

『細かい作業に追われ、それを忙しいと感じている人は、次のことを考え直してみましょう。
「自分は何のために会社に雇用されているのか」
「自分は会社から何を期待されているのか」
「自分が今やるべきことは何なのか」
そう考えると、今自分がやっている作業は、必ずしも自分がやらなくていい、という結論になるかもしれません。』(P46)

作業の中にも成果と結びつくものも
少なくありません。
むしろ、多くの作業は会社にとって
必要なものばかりです。

でも、改善の余地は常にあるし、
中には不要なものだってあります。
外部に任せることを検討するのも
選択肢の1つのはずです。

常に疑問を持ち続ける。
違う意見に耳を傾ける。
当たり前を捨てる勇気を持つ。

これができる人こそが、
会社人生を不幸にしない人です。
皆さんはいかがでしょうか。

ぜひ、会社勤めに疑問を持って
いる方はチェックしてみてください!







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会社で不幸になる人、ならない人 (日経プレミアシリーズ)