【勉強会】「文章の図解術」の勉強会に参加してきました | ほぼ日blog~通勤読書で継続力を高めよう!~

【勉強会】「文章の図解術」の勉強会に参加してきました

おはようございます。

昨日は、図解改善士の多部田さんに
お誘いいただき、主催されている

「図解で改善クラブ」
http://www.facebook.com/ZukaiKaizen

の勉強会に参加してきました。


今回のテーマは非常に興味深く、

「文章の図解術」

というものでした。


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講師には、国語入試指導のカリスマ
早瀬律子先生をお招きされていました。

さすが、受験生を教えているので、
非常にわかりやすい説明で、
学生に戻った気分になりました(笑)

早瀬先生によると、

「文章も論理的に捉えれば早く理解できる」

ということです。
「論理的な文章」ではなく、
「文章を論理的に」とはどういうことか?

"論理"とは、
「考えや議論などを進めていく筋道」
のことを言います。

つまり、結論として言いたいことに
どう導くか?というプロセスに、
筋が通っていれば論理的だということです。

例えば数学で、次のような式があると、

5x-2=13
5x=15
x=3

全ての式は「x=3」であり、
結局のところ全て同じことになります。
「x=3」だと言うまでのプロセスが
上の2つの式になります。

実は、国語の文章というのも、
構造としては同じようになっている。
と言われたらいかがでしょうか?

もし、自分が伝えたいことがあれば、
その伝えたいことをアピールしますよね。
同じ言葉を繰り返したり、
いろいろな角度から説明したりして、
伝えようとするはずです。

何が言いたいかというと、
国語の文章においても、

「筆者の言いたいことは最初から最後まで1つ」

であるということです。
なかなかこれに気づかないのは、
自分の感覚が入るがために、
各自の解釈が成り立ってしまうためです。

この感覚や解釈とは別に、
言いたいこと、つまり要点というものを
拾えることができれば、文章の読解力が
飛躍的に向上するはずです。

せっかくなので、
セミナーの内容を図解してみました。


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最も重要なことは、
要点を捉える際に押さえる点として

①キーワード(繰り返し出てくる言葉)
②類義表現(同じ意味を持つ仲間の言葉)


を拾えるかということです。
これらの言葉には法則があって、
「名詞」か「インパクトのある動詞」
が用いられています。

あぶり出された「名詞+動詞」が、
筆者が最も伝えたいことになります。
言い換えれば、
「文章の内容を一言で表すと?」
ということになると思います。

その軸を外さないように読み解けば、
文章を理解するのは難しくありません。

逆に自分が伝える側になったときは、
全て裏返しになります。
何が言いたいのか、ということを
明確にして組み立てればOKです。

改めて勉強してみると、
文章はパズルのようなものであり、
考えや思考の組み立てだと気づきます。
そう考えると非常にシンプルですよね。

普段そこまで意識して文章を
読み書きしていなかったので、
とても参考になりました。





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