スポーツメンタルコーチの杉村康之です。

 

 

 

自分で勝手に名づけた

「甲子園瞑想」なるものの

話をします。

 

 

あっちなみに、

昨日も強烈な西日の中

始まった ナイターの広島戦を

観戦しました。

 

 

観戦スタイルは

人により様々です。

 

 

色々なスタイルがありますが、

自分は試合展開をじっと見ている

スタイルです。

 

 

一般的に言うと暗いスタイルかも

知れません笑

 

 

不思議と試合を見ている時は

他の事が気になりません。

 

 

会社員でめっちゃ忙しかった

時もスイッチがバタンと切り替わり

試合中は仕事の事は頭に

上らず試合展開に集中して

いました。

 

 

これは「今に気づいている」と

言う点からすると「マインドフルネス」

な状態と言えるかも、と最近

思います。

 

 

人は常に無意識に頭の状態が

回っている、例えるならアイドリング

状態でエネルギーを使っています。

 

 

この動きをストップさせる

ことが、脳の負荷を軽減させる

ことになります。

 

 

そしてこの脳の動きを停める方法の

ひとつは何かへの集中です。

 

 

試合を見る時は

試合に集中して観る。

 

 

すると、他の事を

(マルチタスクで)したり、

考えながら観戦するより、

リラックス効果は高いです。

 

 

また試合中は

動いた感情に

気づくようにします。

 

 

例えば阪神にヒットが出て

「嬉しい」と思っていること

に気づく。

 

相手チームに点が入って

「悔しい」

と思うことに気がつく。

 

といった感じです。

 

そして気づいた感情は

評価せず眺めるのみです。

 

 

マインドフルネス瞑想は

集中と観察を目指します。

 

 

決して試合で「無」になる

ことを目指すのではなく、

「集中&観察」を意識します。

(阪神の試合展開で「無」になりたいときも

結構ありますが笑)

 

 

以上を称して「甲子園瞑想」と名付けてみました。

 

 

甲子園のスタンドの熱狂や喧騒は

瞑想とイメージが合わない

と思います。

 

 

しかし、ある物事に

集中するのは周囲が騒がしく

てもあり得ることです。

 

 

ちなみに、これは自分が

勝手にやっているだけで、

そもそもスポーツ観戦のスタイルは

個人の好みで良いと思います笑

 

 

スポーツ観戦だけではなく

日常の行いに集中することって

それ自身が瞑想です。

 

 

自分は瞑想を学ぶ以前から

靴磨きに集中すると

心が穏やかになるのを

感じていました。

 

 

瞑想と言うと静かな部屋で

静寂の中、座禅を組むという

イメージがありますが、

日常の振る舞いに集中する

ことも瞑想と言えます。

 

 

仏教では道元禅師も日常の行い、

一挙手一投足こそが

禅の修行であると

言っています。

 

 

日常の行為に集中し、

何か頭に浮かんだら、

良い悪いの評価をしないで

意識を戻す、という

習慣はスポーツ選手が本番に

集中して客観的に臨む訓練として

極めて手軽で有効だと思います。

 

 

特にジュニア・ユース世代の選手

にはお勧めのトレーニングです。

競技に対してより整った気持ちで

臨むことができるようになります。

 

 

更には人生で必要な

スキル、自分の心を観察する力が

養われます。

 

 

そんなことを思っているうちに、

阪神打線が突然覚醒して

広島に12対3で勝ちました。

 

 

ゲームセットの時、

「この先の不安ではなく、

今勝ったことを喜ぼう」

と心の声が聞こえました笑

 

 

 

こんなことを勝利の六甲おろし

鳴り響くライトスタンドで

考えました。

 

 


最後まで読んでいただきありがとうございます。

 



スポーツメンタルコーチ 杉村康之

 

 

 

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