急性間質性肺炎 acute interstitial pneumonia:AIP 学術情報3
 
・AIP の肺障害は重篤であるが、同時にその組織傷害の可逆性が注目される病変であり、慢性の経過をたどる特発性肺線維症(idiopathic pulmonary fibrosis:IPF)とは区別して考えられるべき疾患である。3)
→組織障害の可逆性に関しての文献を調べる必要がある。

・AIP の死亡率は 60~100%と予後不良であるが、呼吸不全を乗り切った症例では完全回復も期待できる。3)
→呼吸不全を乗り切れたので、完全回復を期待したい。

・AIPからIPFへ変化した例も存在する。
→参考文献3ではないが、こういう記述もあるので注意を要する。

参考文献
3)玉田尚, 山口芳裕急性間質性肺炎および特発性肺線維症の急性増悪時の呼吸管理.医学のあゆみ 229(8): 623-627, 2009.