最後の学年集会が終わりました。

 

スピーチ全文を掲載すると共に、

字幕入りのバージョンもアップします。

 

また、

オーブが飛び交っている❣️」とのご指摘も受けましたので、

皆さんの目でもご確認をお願いします(笑)!

動物たちが見守ってくれていたのか、

はたまた「小さな宇宙人アミ」のようなメッセンジャーが

聴きに来てくれていたのかもしれません。

 

 

 

皆さん,改めまして,こんにちは。

 

まずはこの場をお借りして,皆さんに感謝したいことがあります。

 

9か月前,ちょうどこの場所で,

ヴィーガンヒーローショー」なるものをやった時に,

2年生の皆さんには本当に盛り上げて頂いて,

先生もすごく嬉しかったし,

先生の背後にいる動物たちもきっと喜んでいたに違いありません

 

実はあの日,ステージへの階段を登りながら先生は,

動物達に誓っていたことがありました。

 

このヴィーガンヒーローショーが終わったら,

必ず1人,最低でも1人,ヴィーガンにしてみせるからねって。

 

なぜなら,

ヴィーガン1人で,年間百人の動物が助かる

と言われているからです。

 

でも先生は失敗しました。

先生は動物たちに対して,責任を取らなければなりません

 

ただ常に,先生は脳内お花畑状態ですので,

少しも絶望してはいません。

 

なぜなら,

AIが,2075年までには,全人類がヴィーガンになると予測している

からです。

 

あと51年後。先生は101歳ですから,

長年の肉食がたたって,地獄に堕ちているでしょうから,

先生に代わって皆さんが,動物の解放を見届けて下さい。

 

皆さんは68歳ですから,

すでにお孫さんがいらっしゃるかもしれませんね。

ヴィーガンが普通になっているお孫さんには,

こんな風に聞かれるかもしれません。

 

「おじいちゃんやおばあちゃんが子供だった頃には,

周りにヴィーガンはいなかったの?」ってね。

 

いたよね,1人。強烈な奴が。

 

さらに利発なお孫さんだったら,こんな風に聞くかもしれませんね。

 

学校の先生がヴィーガンだったのに,

おじいちゃんやおばあちゃんはヴィーガンにならなかったの?

ってね。

 

安心して下さい。

 

皆さんだったら,その時までには必ず,

歴史の正しい側に回っていますからね。

 

それではここで,先生にしては珍しく,

皆さんに課題を出したいと思います。

 

今夜,家に帰ったら,

YouTubeで『ドミニオン』というドキュメンタリー映画を見て下さい。

 

この『ドミニオン』という映画を90分間,最初から最後まで見て,

それでもまだ肉を食べるというのなら,先生の負けです。

 

先生と動物たちの敗北です。

 

でも絶望はしません。

なぜなら,

人類には必ず一定の割合で,共感能力の全くない人というのが存在する

からです。

 

でも皆さんだったら,この『ドミニオン』という映画を見れば必ず,

動物たちに起きていることの異常性に気づき,

動物たちのために何かしたいと思ってくれるはずです。

 

そうしたら,その時には,I'll be there.

 

先生が,必ずそこにいますからね。

頼って来て下さい。

 

それでは最後になりますが,

ちょうど今日で,1組と3組と4組の皆さんと

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』という映画を見終わるのですが,

その映画の主人公ロケットが,最後の頃に言ったセリフが,

先生を新しいステージに進ませ,皆さんをいつか必ず,

歴史の正しい側に導いてくれると信じて,そのセリフを引用することで,

先生のショーの幕を,引きたいと思います。

 

I'm done running.

もう,逃げるのはやめだ。

 

ありがとうございました。

 

そして本来だったら、

集会は6時間目にあるはずなのですが、

なぜか今日だけ4時間目に繰り上がっていたので、

集会後に最後のクラスが

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』を見終えることになりました。

やはり集会の後だったせいか、

良い感想文がたくさん上がってきましたので、

その中から泣く泣く2人だけに絞ってご紹介します。

 

 

カウスピラシーほど現実的な作品ではなかったが、

それでもこの作品も動物実験のようなシーンがあって胸が痛くなりました。

 

私の家でを飼っています。

自慢のだし、本当に大好きです。

のおかげで動物の命の大切さを痛感しています。

このクラスの中で動物の命の尊さを1番感じている自信があります。

そしてこの1年間自分の犬だけでなく世界中で生きている全ての動物の尊さを

杉山先生から教わり、また、

世界中の動物が幸せに生きられるように尽力する

杉山先生の姿がかっこいいなと思いました

インスタやThreadsをよく拝見させていただいています。

これからも多くの動物の命を救ってください

応援しています!!

 

 

とても面白かったのですが、ポップ調な表現の中にかいまみえる

人間のエゴと動物たちの犠牲で胸が締め付けられる思いをしました。

人間の手でつくりかえられてしまった動物たちが人間の手で殺される。

ロケットの仲間たちがうたれたシーンでは涙がでました。

でも、このような話は決してフィクションではない、

先生のお話を聞いてから見てみると、

本当にその通りだなとひしひしと感じます

 

集会のときに話していた、

1人がヴィーガンになれば動物たちの100の命が救えるという話で、

たった1人でもヴィーガンになればこんなにも沢山の命が失われずにすむ

のだと知り、びっくりしました。

今すぐにはヴィーガンになるというのは難しいかもしれませんが

「周りに知らせる」という今できることをしていこうと思えました。

 

 

 

いかがだったでしょうか。

 

 

 

動物たちは、

一筋の希望の光を見た

と言えるでしょうか。

 

 

 

これで本当に、

県立高校教諭としてのヴィーガニズムの種蒔きは終わりました。

 

 

 

また近いうち、

新たな名前にするか、

元の名前に戻して、

活動を再開したいと思います。

 

 

 

本日2本目の投稿も最後までお読み頂き、

ありがとうございました。