近々本校の生徒の希望者が英語研修に行きます。

今日初めてその行程を見て驚きました。

「聖域」と言う名の「動物園」に連れて行かれるのです。

 

 

①虐待の容疑に直面していた

 

 

2016年の時点で「オーストラリアで最も悲しい動物園

として知られるコアラパーク保護区は、

動物のネグレクトの疑いで7つの容疑で法廷に立たされており

1回の起訴につき最大27,500ドルの罰金が科せられることになっていました。

 

<コアラ保護区は、虐待の容疑に直面していた>

 

オーストラリアのシドニーのウェストペナントヒルズにある

個人所有の野生動物公園は、

2010年以来、

動物のネグレクトと虐待で評判が悪くなっていました。

2016年2月2日に予定されている法廷審問で、

事業と飼育動物の運命が決まることになっていました。

RSPCAは、

検査官が「クラミジアに感染している」兆候を示す5人のコアラを発見し、

そのうちの1人の男性は「やせ衰え」

脱水症状に苦しんでいると法廷文書に記載した後、

コアラパークサンクチュアリを起訴しました。

これは、

2010年に第一次産業省が発表した報告書に続くもので、

老朽化汚れた動物の展示

排水の問題などが発見されました。

このグループは、

少なくとも一部の容疑について有罪を認めていました

ブレア大臣(当時)が公園のライセンスを取り消し

動物を適切な飼育者に移すよう求める請願書が作成されました。

嘆願書には2500万人以上の署名が集まっており

「オーストラリア最古の動物公園の1つであるコアラパーク保護区は、

コアラ、エミュー、カンガルー、ウォンバット、

ハリモグラ、ペンギン、ディンゴ、在来の鳥、

爬虫類が生息するウェストペナントヒルズのシドニー北西部郊外にあります。

動物たちや、

オーストラリアの象徴的な野生動物を愛する人々にとって、

長い間悪夢となっています。

避難所を提供するどころか、

サンクチュアリでの生活環境がひどい強制収容所に匹敵します。

動物園のいたるところに、

病気や苦しんでいる動物が劣悪な環境で生活しているシーンがあります。

やせ衰え、

落ち込み、

脱水症状に陥り、

埃っぽく臭い土の中を動かなくなっているのです。」

 

 

聖域ではありません

 

 

以下はコアラサンクチュアリのレビューです。

 

コアラサンクチュアリのレビュー

 

◇投稿日 2017年10月7日◇

 

私たちはローンパインへの訪問にかなりがっかりしました

聖域ではなく、

動物園です。

それはエコを謳っていますが、

昨日の私たちの観察では、

動物福祉が彼らの優先事項ではないことを確信しました。

野外のカンガルーの餌場には、

人々の動物に対する振る舞い

監視するスタッフはいませんでした

そして、

観光客のは振る舞いは酷いものでした。

大勢の観光客が群がり、

触ったり、

嘲笑したり、

交尾中のカンガルー2頭を写真に撮ったりしているのを見て、

私たちは愕然としました。

それは本当に不適切で悲惨なことでした。

ほとんどすべてのカンガルーが人間との接触を避けて休憩所にいた

ことに納得がいきました。

とにかくスタッフがいない。

そして、

入場禁止にもかかわらず、

訪問者はそこで動物たちと何度も自撮りをしていました

少なくとも、

動物が正常な行動をし、

休息のために逃げることができるように、

訪問者の行動を監視および規制するスタッフを配置する必要があります。また、

動物に近づくときに従うべきガイドラインのリストが必要です。

私たちは二度と行きません。

それは家族全員が同意しました。

本当に悲しい経験でした。

 

体験日:2017年10月

 

 

③コアラを抱っこしたり抱きしめたりしてはいけない理由

 

 

オーストラリアを旅行する予定なら、

リストの一番上に

コアラを抱っこしたり抱きしめたりすること

を挙げるかもしれません。

コアラはとてもかわいく、

抱きしめている写真は間違いなく

インスタグラムで功を奏するでしょう。

しかし、

コアラはどうでしょうか?

コアラは抱っこすると喜ぶでしょうか?

それは彼らにとって楽しい経験でしょうか?

そして、

彼らはあなたのInstagramページで紹介されたいと思っているのでしょうか?

 

コアラの飼育はオーストラリアのすべての州で違法ですが、

それには正当な理由があります。

ですから、

もしあなたがコアラの抱擁をしようと考えていたなら、

もう一度考えてみてください。

 

コアラは,

明らかに他人に抱っこされたくないのに、

「世話係」に無理やり抱っこさせられる時もあります

コアラを抱きしめることは、

コアラにとってまったく楽しいことではないということが明らかになっています。

 

メルボルン大学は,

コアラ保護センターで研究を実施しました。

彼らは、

来場者数、

来場者の騒音、

来場者の近接性がコアラに及ぼす影響を検証しました。

この研究では、

人間との接近や騒々しい遭遇により、

コアラはストレスに対する一般的な反応である、

いわゆる「警戒心の高まり」を示すことが明らかになったのです。

 

ちなみに上の写真は,

PM Koala Hospital

コアラは触られるのが嫌い

という看板です。

 

コアラ・クランシー財団は、

コアラを年配の人のように考えるべきだと言っています。

彼らはサプライズを好みません。

彼らは大きな音が好きではありません。

彼らは突然の変化を好みません。

ですから、

奇妙で予測不可能な人間に抱かれるのを、

明らかに嫌がります。

 

コアラを抱っこしたり抱きしめたりすることは、

彼らにとって非常にストレスの多い体験であり、

もちろん望むべきことではありません

象乗りや虎の自撮りのように、

コアラの抱っこも立派な動物虐待です。

 

 

 

場所が(あまり)特定されないように,

わざと複数の箇所の説明をしましたが,

生徒たちが行く「聖域をウィキペディアで調べると,

 

「ある程度のお金を払うことにより,

コアラを始め,

ヘビ,

イリエワニの子供,

猛禽類などを保定した状態で

写真を撮影することができる。」

 

とか,

 

「日に3回,

シープドッグショウが催されている。」

 

と書いてありました。

 

 

 

野生動物との写真撮影に関しては,

過去の投稿をどうぞ。

 

 

 

 

 

もうこれ以上は何も言いますまい。

 

 

 

本日2本目の投稿も最後までお読み頂き,

ありがとうございました。