ようこそ、第一印象研究所のブログへ
ご訪問頂き、ありがとうございます。
2006年から客室乗務員と介護職の経験を活かし
マナー&コミュニケーション研修、
人財育成コンサルタントとして研修・講演活動を
しております、杉浦 永子（ながこ）
と申します。
研修プログラムは企業、団体の課題に応え続け
アンガーマネジメント、ペップトーク、コーチングなど
メニューも豊富です。
ブログは、日々の記録やお伝えしたいこと、
読み手にとって少しでも役立つ内容を
意識しながら綴っております。
本日のブログのタイトルは
心の距離が縮まるコミュニケーションについて
先日、企業研修を担当し
気になることがありました。
皆さまは、自分が話しているときは笑顔で表情豊かなのに、
相手が話している時は無関心そうな表情、
顔になってしまう——そんな経験はありませんか？
実は、研修現場でもよく耳にするお悩みです。
話しているときは、内容に集中し、
自分の世界が広がるため表情が自然に動きます。
ところが、相手の話を聞く側に回ると、
無意識のうちに「聴くモード」になり、
顔の筋肉がリラックスして
表情が消えてしまうことがあるのです。
この“無表情”が相手には「興味なさそう」
「自分の話つまらないかな？」
「伝わってない？」と受け取られてしまいます。
人は話す内容よりも、相手の反応で安心感を得る生き物。
だからこそ、相手が話すときの表情が
コミュニケーションの質を大きく左右します。
では、どうすれば良いのでしょうか。
ポイントは3つ。
① うなずき＋微笑みをセットにする
大げさでなくて構いません。「うんうん」と
ゆっくり頷くだけで、相手は一気に話しやすくなります。
② 表情筋を“聴くモード”でも動かす
聞いている間も、眉・目元・口角を少し柔らかく保つだけで、
温かい印象になります。
口角を上げる顔をスタンバイスマイルと
言います。
③ 相手の言葉を一度受け止める“間”をつくる
無表情を防ぐ一番の方法は、
「今この人が何を大切に話しているのか」を意識して聴くこと。
すると自然と表情にも温度が生まれます。
人は、「話す自分」を見てファンになるのではなく、
「話を聞いてもらった自分」
を大切にしてくれる人に心を開くものです。
相手が話すときの表情が変わるだけで、
信頼も、関係性も、コミュニケーションの質も驚くほど変わります。
今日から少しだけ意識してみませんか？
「聞くときの笑顔」が、心の距離をぐっと縮めてくれます。
いかがでしょうか。
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