トップクラス問題集、スーパーエリート問題集などはインプット無しでアウトプットをさせよう、という問題集の使い方になってしまいがちで、実際は私立小などで使われている場合もあるらしく、やはり指導混みで使われるべきと思われる。


で、中三数学あたりからは、独習能力が重要になってくるが。


高校数学は意外といけると思う。


それではっきり言うと、うちの長男は先取りワールドでは定量的な学習と定性的な学習のバランスが悪く、いろいろな先取りブログを見ていても「一年分」無駄というか、ビハインドがあると感じる。


で、女の子をロスなく教えていけば「小1」終わりまでで6級、「小2」終わりまでに3級、「小3」終わりまでに2級が可能だと思う。


ただし3月の試験より6月の試験の方が点が出やすいと思うので、これは少しずらしても良いと思う。


それで算数検定のギャップがどこにあるのか、と言うとこれは

9級と8級には少しギャップがあり、三つの分数の通分など細々としたところが難しい。これは塾ではストレートに素数を教えている。(これで約数倍数へもつながる。)


7級は言葉が難しい、というか、どちらが分母にきてどちらが分子に来るか、このあたりはセンスだけれど、国語力がネックになる気がしている。(言語化して教えられるプロか、母親→娘ラインは強いと思う。父親は勘で解いている場合などあり、ここはそこの教え方で差が出ると思う。)しかしここで比の考え方をしっかり抑えておけば予習シリーズも基本的には同じ。結局算数は5年が難しい。特殊算はおまけだと思う。なんていうか、概念的なところは教科書と同じで、公式にあたるところが特殊算、と言うとわかるだろうか。


6級は7に比べたら、しつこく問われているものが抑えられていて比較的点が伸びやすい。で、5級はセットで行ける。


4も定量学習で行けるけれど、3がやはりめんどくさい。だがここで定量的な学習をしていれば、準2級は三角比と二次関数の平方完成くらいで合格できるだろうと思う。(合格だけなら)


それで2級からようやく数学が面白くなって来るのでこのあたりからはゴリゴリやりたい、やればやるだけマッスルになる気がします。


それでオススメルートは、ロスなく行けば高2までを小3までに終わらせて(うちのこはスコラボではしていますが、平行してやる感じになってしまいました)入塾が良さそうです。


それではっきり言えば、5年の下巻はやはりレベルが違います。


5年下巻を半分終わりましたが、いろいろ心配しなくても、普通に塾でこれをやれるなら高校数学はまあついていけるだろうなと思います。


ただ高校数学の特徴は、イメージ変換の力が結構大切だと個人的には思っています。


例えば複素数平面のドモアブルの定理なども、大きさと偏角について、大きさは掛け算、偏角は当然足し算だと、これを直感でわかる能力はかなり重要です。


よく言われる、説明能力が高まると理解力としては一段レベルアップする、というのは確かにその通りではあると思うのですが。


いきなり本質がわかり、いや、1+1は2だよね。それと同じで説明難しいなあ~という人が出てくるのはこのあたりからです。


ただ小学生だとこのあたりは求めて良いものかな?と思うので、コツコツアプローチを掛けるのも面白いと思います。