やはり大学受験は積み重ねという観点が大きいと思う。
例えば数学で言えば、高校一年の範囲で積み残しがあり6割のみマスターしていて、次に二年の範囲でも積み残しがありこれも6割のみマスターしていた場合、既にこの時点で200点のうち120点分しか取れない可能性がある。
すると数学3は1A、2Bを基本とするのでこれはもう穴だらけで話が始まらない。
それでそのような場合、いくら計算練習をしても「何故そうなるか」について、これは普通は一番最初の授業で定理、公式と一緒に学ぶのだが、これが足りていないといくら練習しても計算が身に付かない。
つまりその原因は理解の不足に実はあることがわかる。
これは真面目な人こそ陥りやすい罠になる。
この範囲は参考書や塾でカバーすることはあまりない。何故なら、学校でやる中身をわざわざ金を出して習うケースはあまり無いからであり、どうしても、という時に個別や家庭教師に習う場合はあり得るわけです。
ただ現実的には学校でわからない場合は他でもわからない場合も多く、やはり基本は一番難しい。
であれば、教科書範囲はスタサプやトライで早めに予習するのが吉であり、これはコバショーも言っている。(そうすると、ある分野は苦手、だとかいうことは分かるので授業で集中したり質問できることになる。このてのタイプは予習をしていないとおそらくわかったつもりになり、家に帰って宿題をやる時点で初めて理解できていないことに気がついたりします。
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一番問題なのは、高校数学あたりから、読んでわからない場合があれば、これはプロに聞いてもわからないことが多い。
人間は自分の中にあるものを「発見する」ことしか出来ない。
そのような場合、基本の基本からわからなくなっていて、それは中学あたりまで「基本が難しい」ことに直面しないことから「考えながら定理や公式を理解、習得する」経験が圧倒的に足りていないことが原因なのではないかと思っている。
そういう意味で言えば、何故そうなるのか。
これを前に出さない学校教育との相性はあると思うが。
疑問を常に抱ける人しか先へはなかなかいけないだけの現実なのかもしれない。