チャート式は「結果論」として解ける、または「理解している」ことが大切なのであって、チャート式を毎日やっていても「数学」が出来るようになるわけではないこと。


これはもう「哲学」の領域になり、「中学受験」に「通塾」がマストではあっても「偏差値」は個々によるところとにているが「最大の違い」は「教科書」を理解できていたら数学はそこそこ闘えるところだと思う。


数学の理解には私も力不足でまだだと思うが、三角比だけは小学生からやっていたので(正確には自由研究として三角形とサインカーブ、コサインカーブの波形を書いただけのもの)後々にも「原理」を考えると解ることがよく理解できた。


これは単に早熟だったとかは真逆で、当時の私は分数も掛け算もよく出来ていなかった(小5)。


ではあっても数学はわかる。これは何故かというと算数と数学は全く理屈が違っていて、小5、小6の算数、中学受験算数はバイパスして小4までの四則演算→数学と進めることが可能で、その理由は「中学以降」は三桁以上の四則演算はほとんど使わない衝撃の理由がある。


もちろん算数検定レベルでは合格しておきたいところはあるけれど、方程式や一次関数は誰でもわかるし、座標の考え方などは「地図」を動く場合などに当てはめて「幼児」でもわかる。


それで「マイナス」の考えももちろんわかる。


で、記号を扱うことが「ハードル」になる、ならないなども「結果論」にすぎないわけで。


通常の子供は「一日15分」くらいしか勉強しないわけですが「中学受験」をする場合には毎日数時間は余裕で勉強している。


それならばパズル算数をしたり「歴史」を勉強する時間は「数学」に当てた方が私は良いと思ってしまう。


ただ東京なら、中学選びは難しい気がするけれど、進学校に入るとまた横並びで猛烈に速い進みかたで更には難易度もそこそこ高くなる。


結局はそこのところで「周りに比べて自分はこんなものか」と数学に見切りをつけて「東大文系」に行ってから、あれ?高校時代は狭い範囲で見ていたのかな?と「自分の頭の良さ」を高校卒業後に再認識して「医学部再受験」する人も一定数いるわけです。


ですから「深海魚」問題とは別にして「大量な情報処理能力」を求める「東大を頂点とするヒエラルキー」をどう考えるか。


これは特に「理系」に行きたい場合は必ずしもそこまで大量に捌ける能力は必要ではありません。


むしろ狭い範囲であっても「とことん考えぬく」ことや「教科書をしっかり理解している」ことが大切だと思います。


これが結果的には「東大」へもつながるわけで。


地方校からも東大へ行くパターンとして、教科書がパートナーだった場合が結構あるのは何故かと考えると示唆的だと思います。