先日の大雪により雪上の足跡を見て
若い頃に体験した出来事を思い出した。

当時は雪が降ったら降ったでバイクに乗るのが楽しくて
今じゃ考えられないけど一人で山に走りに行った。

雪が積もると、いつもの風景がガラリと変化し
モノトーンで何故か静寂と美しさを感じる。

私が乗っているバイクはオフロードバイクで当時はブロックタイヤを

履いているので意外と新雪ならグリップするのです。

普段バイクで走りなれた山の林道に入り慎重に
バランスを取りながら進みます。


ある程度、林道を進むと
雪上に大人のサイズの足跡が一人分点々と付いていた。

明らかに今さっき誰か大人が歩いていたような足跡です。

自分事は棚に上げてですが、
この大雪に一人でハイキングするとは呆れるのですが、

この足跡は林道の枝道へと抜けています。
普段こんな場所に枝道なんか無かったとはずだが・・・。


足跡の人物は何処へ行ったのだろうかと
不思議に興味がわいたので辿る事にしてみました。

ただ、この枝道が狭いものあり
バイクを林道脇に駐車して徒歩で辿ってみました。

枝道に入っている場所から
足跡を目で辿ると10m先の左カーブまで伸びています。

なので何気なく足跡の歩幅に合わせて歩き進みました。

「ズボッ!」
落し穴?

足跡の上を踏んだつもりだが地面が抜けた。
その道は地面はなく切り立った崖でした。

まんまと私は落し穴に引っ掛かりました。
でも、幸いにも木の根っ子か何かが足に絡まり

本当に、やばかった死ぬところだった。
しかし、どうやって雪上に足跡をつけたのだろう。

誰だ、こんな手の込んだ落し穴を造りやがってと
周囲を見渡すがまったく人影もなかったのです。

その後、私は何とか林道に這い上がり
バイクに戻って無事帰宅できたのですが、

今から思うと誰も来ないような雪山の山奥に
わざわざ手の込んだ落し穴を造る奴なんかいるのだろうか、

今ではたぶんキツネかタヌキの仕業かと思っています。
でも、どうせキツネやタヌキに騙されるなら

美しい女性で現れて欲しいものです。
とスケベ親父は願います。

そんな事を雪上の足跡を見て思い出しました。
山は面白いですが皆様もお気をつけ下さい。