久しぶりなんで心霊体験談を書きます。

警備のバイトをしている時に
規制車といって通行止めの看板と回転灯がついた車に乗ってました。

私が運転して、およそ人など住んでいない山奥の工事に行きました。

私の持ち場は工事現場、民家のある所から10km以上離れた街灯もない山道に
ひとりぼっちで1時間に1台も来ない車に迂回してもらうように伝える仕事でした。

歩行者なんて当然、絶対いるわけも無く
むしろ歩行者がいれば絶対に、この世の者ではなく逃げたい心境にさせる現場です。

かなり山奥の寂しい現場なんで当然、携帯電話もつながらなくて。
終了になれば現場監督が来て知らせてもらう約束になっていました。

夜間に、こんな山奥で工事する意味があるなかなぁ!?
なんて疑問もありましたが、誰に気を使うでもなく気楽な現場でした。

周囲の明かりがないので星が美しく
特に天の川が素晴らしかったのを記憶しています。

1日目 得体の知れないケモノの泣き声、そして鹿の大群驚く。
2日目 遠方に熊らしき影を目撃する。

それまで内緒でイスを持参していましたが
外にいると命の危険も感じたので車の中から
サイドミラーに近づく車のヘッドライトを確認すれば飛び降りて
対応するように考えました。

私は、この時も思ったけど
自分は根っからのアウトドア派なんだろうね。
普通なら耐えられないだろうな、なんて思って半分楽しんでました。

3日目 目の錯覚か!?火の玉が飛んでいるのを見ました。
久しぶりです。

高校の時も無人島で火の玉が何度も頭上を飛び交った経験があるが
どうも、へんぴな場所で目撃します。

深夜2時半頃。
規制車の助手席のドアを「ドン・ドン」とノックされました。

「エッ!」とそのドアを見ると
さっ!と人影がドアの下に隠れました。

規制車はトラックなんで身を隠しやすいのです。

や、やばい!
現場監督が迎えにきたに違いない。

現場監督から
「お前は規制車の中でサボっていたな!」
と怒られるかもぉ~~!と心配がよぎりました。

でも、現場監督はヘッドライトを点灯しないで
こんな真っ暗な細い山道を、よく運転できたな。

と思ったら・・・「なるほど!!」
現場監督は、驚かすつもりで来たのかなと察し。

「監督、ビックリするじゃないですかぁ~~!」
と、ここは大げさに驚くのがベストと自分なりに機転をきかしたつもりで

「驚いて心臓が飛び出そうになりましたよぉ~~。」
「お疲れ様です。今夜は、もう終了ですか!」

なんて言いながら車から外に出たのですが
「シ~~~~~ン」静寂。

誰も居ません。
私がひとりで喋っているだけです。

「うそぉ~~~!」

車の下も覗き込みました。
周囲の雑木林もライトで照らして見ました。

誰も居ません。
「お、お化けが出たぁ~~」

急に恐怖がよぎり逃げたいが、
仕事だから、この場から動けない状況。

本当の現場監督が迎えにきてもらうまで
山奥、近くにお化けがいる中で、たったひとりで待つしかない。

とりあえず、応急的に思いついたのが
規制車の運転席にこもり積載している荷物を他の座席に置き

お化けの座る場所をなくす事しか思いつきませんでした。

ささやかな抵抗です。

そして、現場監督が迎えに来たのが4時頃でホットしました。

次の夜からは、お守りを持って行く事にしたからか
お化けは出ませんでしたが。

そんなお化けの体験がありました。