ちょい昇級的なものがあり、

社員の皆さんが

祝杯をあげてくれた。

 

居酒屋にて1時間位した頃、

そこの店長さんが私たちに、

 

こちら、デザート2つです。

 

えっ!?

頼んでませんけど…

 

いや、皆さんの話に

感銘された方がいまして…

是非、女性たちお2人にだけでも…

という事で。

 

今回の飲みメンバー、

上司(男)1人

同僚(男)2人

新人(女)2人

そして私の6人。

たしかに女性2人いる。

 

しかし、どういう事??

 

すると、隣の席にいた

年配のおじさんが、

すみません。私です。

あなたたちのお話に

感銘を受けまして、

本当は全額払いたいのですが、

ほんの気持ちです。

 

皆、一瞬、えっ!?と固まるが、

 

いやいや、そんな…

 

内心、まだそんな酔ってないし、

面白い話もそこまでしてないし、

どこに感銘を??と思いながらも

こちらこそ、ほんと大丈夫です。

と遠慮する。

 

いやいや、どうぞ。

実は、会社を経営していて、

娘がいて、最近家出をして…

どうのこうの…

と何か色々とあったみたいだ。

 

それから、いやいや、

どうぞ、どうぞの

押し問答www

 

では、その気持ち頂きます。

ということでデザート貰う。

 

そして、そのおじさんが私に

 

あと、昇級おめでとうございます!

 

とグラスを持って乾杯の仕草。

急な展開の連続に動揺を隠しながら、

 

あ、ありがとうございます。

 

と返す。

 

帰り道、同僚の1人が、

杉城さん、持ってますねぇ。

普通、見ず知らずのおじさんに

お祝いコメント貰えませんよ…

と言われる。

 

確かにそうだな…

と思った。