珈琲の味
 
・明らかに何かが違う
 夏休み明けの君から漂うムード
 
・おはようの後の会話が続かない
 だからじゃあねと言って走った
 
・おお神よもっと勉強しますから
 脈アリなのかだけ教えてよ
 
・左手で手を振って見送って
 右手で君じゃない人に送信
 
・決定打だったのは急に私の彼に
 敬語でなくなっていた
 
・カラオケで流れるベタな恋愛に
 実は憧れていたりもする
 
・君は右私は左互い違いに
 道のない未知なる道へ
 
・やや甘くほろ苦い経験を積み
 覚え始める珈琲の味