杉澤 潤のブログ

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ミクシィに書いた日記の中からてきとうにセレクトし、転載します。

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ミクシィに書いた日記の中からてきとうにセレクトし、転載します。
この記事は、2013年9月13日に書いたものです。

↓mixiの杉澤のページ
http://mixi.jp/show_profile.pl?id=369845

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国民とは、政治家の鑑となるべき存在です。政治家は国民をお手本としているのです。国民を見習っているのです。いやしくも国民なら、政治家の前では襟を正すべきです。

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■東電「制御できていない」=汚染水、首相発言と食い違い(時事通信社 - 09月13日 15:03)

東京電力の山下和彦フェローは13日、福島県郡山市で開かれた民主党の東電福島第1原発対策本部会議で、同原発の汚染水漏れの現状について、「想定を超えてしまうことが起きているのが事実だ。今の状態はコントロールできていないと考えている」と説明した。また、原子力規制庁の小坂淳彦統括管理官も同会議で「管理すべきところを管理できていない」と述べた。
汚染水漏れについて、安倍晋三首相は先にブエノスアイレスで行った2020年夏季五輪の東京招致プレゼンテーションで「状況は制御されている」と明言していたが、現場で直接対応に当たる東電などの認識との食い違いが浮き彫りになった。(後略)

http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=2577076
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ようするに、安倍さんがブエノスアイレスでウソこいたと東京電力がバラしちゃった、いうことです。もし安倍さんがこの点を突っ込まれたら、「解釈の違い」や「言葉のアヤ」ということで乗り切るほかないでしょう。「メディアの揚げ足取りだ」とマスコミ批判にすり替える手もありますが、さすがにこのケースではちょっと苦しいですね。

じっさい、この記事の関連日記では正面切って安倍さんを擁護するものはほとんどありません。安倍さんの味方をしている人でも、「オリンピックを招致するためなのだからウソもやむを得ないじゃないか」とか「そもそも悪いのは民主党政権であって安倍さんじゃない」とか「東電のくせになまいきだ」とか、そういうたぐいのものばかりです。「安倍さんの言う通り、汚染水はちゃんとコントロールされているぞ」と言っている人はいません。

安倍さんがウソこいた、という事実は、安倍さんの支持者でさえ否定できないのです。

安倍さんの発言は、のちのち「安倍談話」なんて呼ばれて日本国の汚点になるかもしれないね。でもまあそれはそれとして、今日の本題は次のニュースについてです。

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内閣支持61%、異例の回復=五輪招致が影響―時事世論調査(時事通信社 - 2013年09月13日 17:03)

時事通信が6~9日に実施した9月の世論調査によると、安倍内閣の支持率は前月比7.1ポイント増の61.3%となり、5月以来4カ月ぶりに60%台を回復した。不支持率は同8.8ポイント減の17.9%だった。調査を始めた池田内閣以降、支持率が落ち込んだ後に6割台に回復した内閣は初めて。
各種経済指標が堅調なことに加え、調査期間中に開かれた国際オリンピック委員会(IOC)総会に安倍晋三首相が出席し、2020年夏季五輪の東京開催が決まったことが影響したとみられる。(後略)

http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=2577255&media_id=4
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さっきも言いましたけど、安倍さんがウソこいた、という事実は、安倍さんの支持者でさえ否定できません。つまり、日本国民はみんな全員、安倍さんがウソこいたことを知っているのです。

でも支持率は上がりました。これはどうゆうことかというと。
「オリンピックを招致するためならウソついても構わない」
と考えている人がいっぱいいるということです。

彼らはどこでこういう考え方を身につけたのか。学校ではフツーそんなことは教えないので、たぶん学校を出てから覚えたんでしょう。つまり、彼らは勤務先でそういうふうに教わったのです。

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「商品を売りつけるためならウソついても構わない」

そういう方針の会社って確かにあるみたいね。ウソを並べてでもとにかく数字を上げろ、学校で習ったきれいごとなんか全て忘れろ、バカな客を引っ掛けろ騙せカモれ、仕事は結果が全てだ甘えてんじゃねーぞコラ。

そんな企業風土の中で育った社会人はトーゼン、「オリンピックを招致するためならウソついても構わない」と考えるようになります。そんな人々が61.3%もいるのです。これなら安倍さんもしばらく安泰です。

安倍さんがウソこいたということより、支持率アップという事実の方に注目すべきです。安倍さんがウソツキなのは安倍さん一人の問題ですが、「オリンピックのためならウソも辞さず」と考える人がこんなに大勢いるという現実は、社会全体の病理だからです。

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もし数年後、国内外で「安倍談話」が問題視されたとしたら。その時は、安倍さん一人に責任をおっかぶせて終わりにしてはいけません。安倍さん同様に「オリンピックを招致するためならウソついても構わない」と考える人々がいっぱいいたという事実も、ちゃんと思い出すべきです。

世間には「政治家は国民の範たるべし」みたいなことを言う人も多いですが、ぜんぜん逆なのです。

為政者のクオリティは、その国の民度を表します。
総理がウソツキなのは、国民がウソツキだからです。
もし安倍さんが辞任に追い込まれたとしても、次の首相もどうせまたウソをつきます。
それがイヤなら、まず国民が襟を正すべきです。国民が手本を示すべきです。国民とは、政治家の鑑となるべき存在なのです。


↓前に書いたやつ。
「絆」とは「柵」のことである。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1911788530&owner_id=369845