皆さんにとって洋楽ロックはどんな存在ですか?

想い出が詰まっていたり、異国の新鮮な音に心踊らせたり、きっと色んな想いが蘇ってくる方もいるでしょう。


2024年は多くの洋楽アーティストが日本を訪れてくれていますね。

1月24日、ビリージョエルが東京ドームで一夜限りのステージを行ったことが記憶に新しいですよね。

今の世代の方だとブルーノマーズ、エドシーラン、テイラースウィフトなど。

そして、何よりベテラン陣の相次ぐ来日に、歓喜の声が聞こえてきますね。

クイーン、ヨーロッパ、ポールウェラー、ジェイムステイラー、ボズスキャッグス、ロッドスチュワートなど、挙げたらキリがないくらい、色んなアーティストが来日してくれます。

日本でどれほど洋楽が愛され、アーティストがそれに応えてくれているかが伺えますね。


前置きが大変長くなりましたが、今日は本の紹介をします。その名も

「洋楽ロック史を彩るライヴ伝説 ウドー音楽事務所の軌跡わ辿る」



ウドー音楽事務所とは、主に洋楽アーティストのライヴイベントを主催する会社です。

いわば洋楽アーティストの来日公演は、全てウドー音楽事務所が担っていると言っても過言でないくらい。

そのウドー音楽事務所の歴史から、洋楽ロックの歴史を辿っていこうという大変興味深い内容の詰まった一冊です。


湯川れい子さん、東郷かおる子さん、伊藤政則さんなど、数々の洋楽に関わりの深い方からの寄稿や色とりどりの年表は、見ているだけで音が鳴ってくるようです。

洋楽ロックのライブがどれほど熱いものなのかが伺える、そんな一冊です。


そんな、ウドー音楽事務所の創業者で、音楽プロモーターの有働誠次郎さんが昨年92歳でご逝去されました。

先日有働さんのお別れ会が行われたそうです。

湯川れい子さんの言葉によると、エリッククラプトンやブルーススプリングスティーン、ジョン・ボン・ジョビなどからMr.Udoへの熱い動画メッセージが届いたそうです。

ウドー音楽事務所、そしてウドー音楽事務所の存在がなければ数々の洋楽スターたちが快く日本を訪れてくれていなかったと思うと、どんなに重要な役目を担ってくださったか、計り知れません。数々の伝説が生まれた来日公演を取り持ってくれた功績はあまりに大きいです。

そう考えると、やはり洋楽ロックの歴史は、ウドー音楽事務所と共にあると言っても過言ではないように思えます。


いつか、ウドー音楽事務所の主催する洋楽スターのライヴに足を運んでみたいと思います。

これから行く方は、ぜひ、スターたちとの時間を心に刻んできてくださいね。


それではまた!

2024.2.11. Sally