2023年もあと1日切りました。


お久しぶりです。師走の日々、いかがお過ごしでしたか?

他のことで手がいっぱいだったもので、なかなかブログに手をつけられず、やっと年の瀬に少し書いてみます。


今年は「別れ」の多い一年でしたね。

ブログタイトルにはそんな意味も込められています。

こんなに「悲しみ」の多い年はなかなかなかったなぁと、今まで生きてきて思います。

皆さんはいかがでしょうか?


2023年が始まったばかりの11日、大切な大切な方との別れがありました。

突然の別れにさよならも言えず、文字通り途方に暮れました。

それまで毎日聴いていた作品も、聴く回数が減り、気分が落ち込むことも増えました

それから11日が来るたびに、本当に旅立ってしまったのだと実感する日々が続きました。

これで、生のユキヒロさんの演奏を聴くという夢は永遠に叶うことのないものとなってしまいました。

けれど、ご自身の作品を聴かない間に、様々なアーティストたちに楽曲を提供したり、演奏に参加したり、本当に最高のミュージシャンだったんだなぁと痛感しました。

素晴らしい人のファンになれてよかった。

ありがとう高橋幸宏さん。


ラジオと二人 ラジ

編曲・プロデュース:高橋幸宏


ベイビー・メイビー シーナ&ロケッツ

作曲:高橋幸宏






坂本龍一さんのあの音色、姿が見られないんだ。

最後まで音楽との対話を絶やさない人でした。

人生を振り返る手記を発表したり、ラストアルバムの発表があったり、病魔に打ち勝つように静かに炎を燃やし続けてくれたように思います。

1月のユキヒロさん、3月の終わりの坂本さん。

2人が風のように旅立ってしまい、悲しみ以上の何かを、感じた気がしました。

ご自身の作品を聴くと悲しみに暮れてしまうので、ずっと坂本さんの編曲した作品を聴いていると胸の高鳴りが身体から伝わってくるのがわかりました。

あんな音作りは世界中で、ただ1人、坂本龍一にしか成し得ないことでしょう。


今だから 松任谷由実、小田和正、財津和夫

 編曲:坂本龍一


Blue berry Jam    飯島真理

編曲:坂本龍一



他にも大橋純子さんや作詞家の三浦徳子さんなど、お別れしなくてはいけない瞬間が多くあった2023年でした。

少し気持ちも沈みがちだった1年だったように思えます。

皆さんはどんな2023年を過ごしましたか?

もとは大好きな高橋幸宏さんが旅立ったと聞き、このままではいられない。と書き始めたブログ。

頻度は決して高くないけれど、見に来てくださる皆さんのことがありがたくて、ここまで続けて来られました。

なかなか思うように連絡を取れず、嫌な思いをさせていないか不安になることもあったりして、人と人との関わり方をいま一度考え直したいと思えた年でもありました。

2024年は、もっと皆さんのことを知っていける、思いやれる年にできたらと思っています。


今年一年、出会ってくださった方、ブログを読んでくれた方、本当にありがとうございました。

皆さま、良いお年をお迎えください。

また来年、ここでお会いしましょう!


Sally  2023.12.31