【忘れ鼻を作る】

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お疲れ様です。

当院の鼻の手術における基本方針は❗

【忘れ鼻を作る】
この意味を今からご説明します。

鼻の手術で大切なのはバランス。
鼻だけではなく、顔全体とのバランスを良く仕上げないと変になってしまいます。

昔からよく『あの人は整形っぽい』という言葉を聞く事があります。
そもそも整形っぽい顔というのは綺麗だと言えるでしょうか？
僕はそうは思いません。

本当の『整形』とは、“形を整える”ものであり、

整った結果がバレバレっておかしいですよね。

僕の考える整形とは、
「術前後の変化はちゃんとあるけど、アフターだけを見たら自然で整形とは分からない」
というのが理想ではないかと思います。

では「自然で美しい鼻」とはどんな鼻なのか❓

簡潔に言うと、『目立たない鼻』がキレイな鼻だと思います。
目は顔の主役ですが、鼻は主役ではありません。

あくまで主役である目を引き立たせる必要があります。
映画で言えば、主演女優賞ではなく助演女優賞を狙う感じでしょうか。
主役である目を邪魔するような目立つ鼻は良くないんです。

したがって、過度に際立って「〜〜過ぎる」と言うような部分をなくしていくのが正解です。
例えば、鼻先が丸くて大きい人は「大き過ぎる」鼻先を適度に小さく目立たなくします。
鼻筋が「低過ぎる」人は適度な高さを作り、顔がすっきり見えるような鼻筋を作ります。
わし鼻が目立つ人は、鼻骨がでっぱって「高すぎる」部分を削ることで目立たなくなります。
いわゆる豚鼻と言われるような上を向いた鼻の人は「上を向き過ぎている」のを適度な角度に調整します。

あげればキリがないですが、上記のように「〜〜過ぎる」と言う部分を修正していけば、

他のパーツを邪魔しない美しい鼻に仕上がります。
目立つ部分をなくしていって、目立たない鼻にするわけですから、

本来は鼻の手術はバレにくいはずなのです。

『忘れ鼻』という言葉はこういう意味だと思います。

しかしながら、世の中にはひと目で「整形してる」と分かるような鼻になってしまっている方がわりとおられます。
この原因は、逆に手術によって「〜〜過ぎる」という状態になってしまっている事が原因です。

例えばプロテーゼで鼻筋が高くなり過ぎている場合や、鼻先がつまんだように細くなり過ぎている場合。
鼻中隔延長で過度に延長されて「下を向き過ぎている」ような矢印鼻を作ってしまっている場合など。

こういう方は整形だとバレバレになってしまいます。
これでは本末転倒ではないかと僕は思います。

手術の効果がないのも良くないですが、過度に効果を出し過ぎるのも良くないです。
『過ぎたるは及ばざるが如し』
ということわざがありますが、その通りです。

あとは、最初にも言いましたが、
鼻の手術で大切なのはバランス。
鼻だけではなく、顔全体とのバランスを良く仕上げないと変になってしまいます。
鼻の手術と言っても、他のパーツとのバランスがあるわけで、それを無視してしまうと、