自分はどこも悪くない事を
周囲に承認してもらう為かのように
完治しないままの退院を選んだ父。
次に何かあったら、
もう少し近くの消化器系の病院に行くように
病院側で紹介状とMRIデータを
一式封筒に入れてくれた。
病院を変えたい希望は退院とは無関係に
以前からから伝えていた。
よく、分からない主治医だった。
よし!、それなら一晩帰って来い。
と、ユーモアを込めて言ったかも知れないが、
こっちはシャレになっていない。
僕は翌日会社を休まねばならなくなり、
こっちの親族はブチギレとなった。
しかし、こんな爆弾を抱えたまま退院されて、
いったいどうするのか。
途方に暮れるが現実なので仕方ない。
まず、契約したヘルパーをどうするか。
日曜日、その話し合いを持った。
施設の担当者と父、母、と契約した自分。
綱渡りの生活になるので、
ヘルパーさんはぜひ来て欲しい。
担当者と僕は同じ意見だった。
そんな想いを裏腹に父は頑なに断った。
もはや、衝撃の退院劇の第二幕のようだった
どこも悪く無いので必要ないの一点張りだった。
何と、ヘルパーさんは、たった数日で、
契約終了となった。
意図せず、父の早々の退院があったからなのだが
先が見えなさ過ぎる。
