先々週の水曜日に両親が我が家にやってきました。
原発を恐れて。。。
数日ぶりに電話がやっとつながり、幸いにも地震と津波から助かったと
知って安心していた矢先に、まさか原発がこんなことになるなんて。
私と弟が東京のほうに来るように説得しても
「考えとく」の一点張りだったのに、事態が悪化してきた途端に
「そっちに行く!」と急に方向転換。
弟は半日休暇をもらい、私はこの日ばかりは子供はそっちのけで
飛行機のチケットを取るのに必死。
あんなに家を離れるのを拒んだ父から「取れたか?」「取れたか?」
と何度も電話。
羽田空港行きは即完売で、名古屋空港行きがやっと取れた。
名古屋経由でやってきた二人は
「名古屋は何でもあって、普通に車も走ってて同じ日本とは思えながったぁ」
と言っていた。
そして、1週間ぶりに入ったお風呂は相当気持ちがよかったみたい。
ほんとに住まいと命が無事だったことは有難い。
震災後はこっちもトイレットペーパーや懐中電灯、電池などの
避難グッズや卵、牛乳、パンなどの食料が品薄なのに、
両親は「水も出るし何でも売ってて、こっちは天国だねぇ」
と感激していた。
最初は「賃貸アパートでも借りて1,2ヶ月こっちに住むか」なんて
言っていたのに、日にちが経つにつれ、3月末で退職する父が
「30日は最後の出勤日だから戻っから」と言い出した。
私、妹、弟の説得に父はまた頑固にも
「机の整理もしなくちゃいげねぇし、最後の挨拶もあるし。
家もどうなってるか気になっから」
「避難しないでずっと残ってる人だっていんだから」
「バス会社に電話したら、東京行きよりいわき行きのほうが多いんだってよ」
「放射能に気をつければ生活できっから、だいじょぶだぁ」
と言って、父一人先に月曜に帰ってしまった。
何のためにチケット取ったのか、、、なんか空しいよ。
父には呆れたわ。
悲しみと怒りと諦めが入り混じって、、、も~、わからんっ。

