おはようございます。
船橋のすぎおかクリニックの院長、杉岡です。
先日、動悸のお話をアップしたんですが、間違って削除してしまいました(T_T)
改めて書き直しましたので、若干文章が変わってると思います。
さて、今回は、動悸、の2回目です。
動悸の原因は、大きく2つに分けて考えられます。
一つは、心臓が原因で不整脈が起きている場合。
この場合は、循環器を専門とする医者に見てもらって適切な検査をしていただく必要があります。
これに関しては、
動悸 (1)
でお話ししているので読んでみてください。
今回は、心臓が悪くないのに動悸が起こる原因について、代表的なものをいくつか挙げたいと思います。
・貧血
貧血になると、血液中の赤血球と呼ばれるものが少なくなります。赤血球は、そのなかに酸素を取り込んで、からだの隅々に酸素を送り込む働きがありますので、貧血になると充分に体に酸素を送れなくなります。
心臓は酸素不足を防ぐために、脈拍を増やすことで、貧血に対処しているのです。
貧血の原因も様々です。
例えば、胃潰瘍などでじわじわ出血している場合、鉄欠乏性、ビタミンB12欠乏等あります。
そのなかで、一番多いのが鉄欠乏性貧血でしょう。
しかし、貧血を疑って病院に行くと、
貧血はありませんね
と言われてしまうことがあります。
これは、見た目の貧血検査しか行わず、
隠れ貧血
の検査をしていないからです。
隠れ貧血とは、ヘモグロビンといわれる血液中を流れる鉄分データは正常でも、からだの中の貯蔵鉄が不足してしまっている状態です。
特に、
女性の動悸の原因
に、この隠れ貧血が非常に多いのです。
隠れ貧血と鉄に関しては、過去のブログを参考にしてくださいね。
体に必要な栄養素 鉄(1)
体に必要な栄養素 鉄(2)
体に必要な栄養素 鉄(3)
・甲状腺ホルモンの異常
甲状腺という臓器があります。喉仏のしたあたりにあって、甲状腺ホルモンを分泌しています。
甲状腺ホルモンは、体の代謝を司るホルモンです。
この甲状腺ホルモンが大量に体内に流出してしまう病気の人がいます。
甲状腺機能亢進症、バセドウ病とも言われています。
血液検査で甲状腺ホルモンの数字は簡単に調べられますので、動悸を感じるかたは、一度チェックしてもらうとよいでしょう。
・自律神経の乱れ
体のなかには交感神経と呼ばれる体を緊張させる神経と、副交感神経と呼ばれる、体をリラックスさせる神経があります。
この神経のバランスが乱れてしまうかたがいます。
現代社会のストレス、睡眠不足、交感神経を刺激する食べ物などで、交感神経が常に高ぶってしまうのです。
体はいつも緊張し、戦闘状態にあるわけですから、当然脈拍が上がり、動悸が起こるわけです。
この、交感神経緊張度も、詳細な血液検査で把握することが可能です。
・栄養バランスの乱れ
これは、最初の鉄欠乏性貧血や、自律神経の乱れに関係してきます。
さまざまな体に必要な栄養素、ビタミンやミネラル、植物由来のフイトケミカルなどが現代人は相当に欠乏していると言われてます。
栄養不足に加えて、ストレスでもビタミンは消費されます。
また、紫外線、排気ガス、酒、タバコによってもビタミンはどんどん消費されます。
この栄養バランスの乱れがによって、体が悲鳴をあげます。
その症状の一つが動悸なのです。
体が悲鳴をあげる前に、普段からの栄養メンテナンスに心がけてくださいね。
すぎおかクリニックでは、貧血、甲状腺のチェックはもちろんのこと、
詳細な血液検査で
血液栄養解析
を行う予定です。
この検査データに基づいて、医学的に体に足りない栄養素を補給出来るわけです。
注 血液栄養解析は自費検査となります。
船橋のすぎおかクリニックは5/12に船橋の夏見台、ドラッグストアのクリエイト隣でオープン致します。
心臓、貧血、栄養など、心配がおありのかたは一度ご相談くださいね。
船橋のすぎおかクリニックの院長、杉岡です。
先日、動悸のお話をアップしたんですが、間違って削除してしまいました(T_T)
改めて書き直しましたので、若干文章が変わってると思います。
さて、今回は、動悸、の2回目です。
動悸の原因は、大きく2つに分けて考えられます。
一つは、心臓が原因で不整脈が起きている場合。
この場合は、循環器を専門とする医者に見てもらって適切な検査をしていただく必要があります。
これに関しては、
動悸 (1)
でお話ししているので読んでみてください。
今回は、心臓が悪くないのに動悸が起こる原因について、代表的なものをいくつか挙げたいと思います。
・貧血
貧血になると、血液中の赤血球と呼ばれるものが少なくなります。赤血球は、そのなかに酸素を取り込んで、からだの隅々に酸素を送り込む働きがありますので、貧血になると充分に体に酸素を送れなくなります。
心臓は酸素不足を防ぐために、脈拍を増やすことで、貧血に対処しているのです。
貧血の原因も様々です。
例えば、胃潰瘍などでじわじわ出血している場合、鉄欠乏性、ビタミンB12欠乏等あります。
そのなかで、一番多いのが鉄欠乏性貧血でしょう。
しかし、貧血を疑って病院に行くと、
貧血はありませんね
と言われてしまうことがあります。
これは、見た目の貧血検査しか行わず、
隠れ貧血
の検査をしていないからです。
隠れ貧血とは、ヘモグロビンといわれる血液中を流れる鉄分データは正常でも、からだの中の貯蔵鉄が不足してしまっている状態です。
特に、
女性の動悸の原因
に、この隠れ貧血が非常に多いのです。
隠れ貧血と鉄に関しては、過去のブログを参考にしてくださいね。
体に必要な栄養素 鉄(1)
体に必要な栄養素 鉄(2)
体に必要な栄養素 鉄(3)
・甲状腺ホルモンの異常
甲状腺という臓器があります。喉仏のしたあたりにあって、甲状腺ホルモンを分泌しています。
甲状腺ホルモンは、体の代謝を司るホルモンです。
この甲状腺ホルモンが大量に体内に流出してしまう病気の人がいます。
甲状腺機能亢進症、バセドウ病とも言われています。
血液検査で甲状腺ホルモンの数字は簡単に調べられますので、動悸を感じるかたは、一度チェックしてもらうとよいでしょう。
・自律神経の乱れ
体のなかには交感神経と呼ばれる体を緊張させる神経と、副交感神経と呼ばれる、体をリラックスさせる神経があります。
この神経のバランスが乱れてしまうかたがいます。
現代社会のストレス、睡眠不足、交感神経を刺激する食べ物などで、交感神経が常に高ぶってしまうのです。
体はいつも緊張し、戦闘状態にあるわけですから、当然脈拍が上がり、動悸が起こるわけです。
この、交感神経緊張度も、詳細な血液検査で把握することが可能です。
・栄養バランスの乱れ
これは、最初の鉄欠乏性貧血や、自律神経の乱れに関係してきます。
さまざまな体に必要な栄養素、ビタミンやミネラル、植物由来のフイトケミカルなどが現代人は相当に欠乏していると言われてます。
栄養不足に加えて、ストレスでもビタミンは消費されます。
また、紫外線、排気ガス、酒、タバコによってもビタミンはどんどん消費されます。
この栄養バランスの乱れがによって、体が悲鳴をあげます。
その症状の一つが動悸なのです。
体が悲鳴をあげる前に、普段からの栄養メンテナンスに心がけてくださいね。
すぎおかクリニックでは、貧血、甲状腺のチェックはもちろんのこと、
詳細な血液検査で
血液栄養解析
を行う予定です。
この検査データに基づいて、医学的に体に足りない栄養素を補給出来るわけです。
注 血液栄養解析は自費検査となります。
船橋のすぎおかクリニックは5/12に船橋の夏見台、ドラッグストアのクリエイト隣でオープン致します。
心臓、貧血、栄養など、心配がおありのかたは一度ご相談くださいね。
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