フラカーロさんの話
「街から、どう活動が始まったか」
当時の大きな課題は、同じ想いを持つ知らない他の人と連絡が取れなかったこと。
イタリアの人気 コメディアン ペッペ・グリッロは、あるテレビで、汚職にまみれたイタリアの社会党を批判した。そうしたらテレビに出られなくなった。マスコミはコントロールされていた。
大きな変化は 大きなクライシスから 始まる。
ペッペは人々に直接話しかけ始めた。あるときITの天才と出会い、プログを立ち上げ、ブログを通して訴えた。ミストアップというSNSも立ち上げた。どちらも同じ想いを持つ人が知り合えるプラットフォームとなる。
フラカーロさんは、ビザ職人だった。勉強して大学に入り、大学で環境を勉強し、卒論も書いた。ある時ペッペのブログを利用し、想いを伝えた。そしていついつここのバルで会おうといれた。どうせ、一人だろうと思って行ったら20人集まった。そこから、自分たちの想いを地元の議会に伝えた。
こうした集まりがペッペのプラットフォームを通じて各地域で広がった。それが五つ星になる。
議員に提案をしても無視された。条例案を出しても議会に無視された。そして仲間から議員を出し、市長も出した。