幻想郷の住人。 八話  『酒』 | -Rain-

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霊「なんで萃香がいるのよここに」



萃「だから、さっきから言ってるだろう?ここ博麗神社で宴会をするために来たってさ」



霊「そうじゃなくて、あんたさっきまで宴会やってたんじゃなかったの?」



萃「ああ、それならさっき終わったよ。霊夢が留守だったからな。

   仕方なく妖怪の山で宴会やってたんだよ。だから今回はみんなも呼ぶんだ」



霊「え・・・  それで、誰が来るの?」



萃「今ここで言ったら面白くないだろう?明後日のお楽しみさ。

   ああ、そうだ。そこの見かけない子と金髪白黒も一緒だぞ」



霊「わ、わかったわよ・・・」






☆                      ☆                      ☆







霊「・・・というわけで、私たち皆、明日宴会に行くことになるわ」



魔「誰が来るんだ?」



霊「知らないわよ。教えてくれなかったんだし」



歌「宴会って楽しそうですよね。行ったことないからちょっと楽しみです」



霊「そりゃあ、行ったことない人は楽しいだろうね」



魔「まー、私は別に行ってやってもいいんだけどよー」



霊「あんた酒に酔うと五月蝿いからね。明日は隅の方でおとなしくしててくれる?」





魔「それじゃ宴会に来た意味ないだろ」





酒・・・

そこで気がついた。














自分がまだ未成年だってことに。













魔「歌留蘭は酒飲めるのか?」





歌「いや・・・私はちょっと・・・」





魔「なんだよ酒弱いのか?それならそうと早く言ってくれよ」





歌「そういうわけではないです・・・」





魔「なら大丈夫だろ」





歌「えぇ・・・」








そもそもなんで未成年はお酒を飲むことができないんだろう。


飲んだら死ぬのか?病を患うのか?





でも大丈夫だよね。



ここ警察なんてないだろうし。








霊「はぁ・・・宴会嫌だ・・・」





魔「私は楽しみだぜ?」





霊「私が楽しくないのよ。みんな宴会終わったら後片付けくらいしなさいよ。

   ほんっとめんどくさい・・・」





魔「私はちゃんと片付けやってたぞ?」





霊「は?あんた酔ってたからわかんないでしょうけどね・・・」





魔「いやお前も十分酔ってたからな?」





歌「あの、宴会ってふつう春にやるもんじゃないんですか?

   今夏なんですけど」





霊「うちは年中無休宴会やるのよ」





魔「なあ、そんな話してる間にさ、もう夕方」





歌「いよいよ明日ですか!楽しみですね!」





霊「はあ・・・そうね・・・

   うわぁぁぁ萃香が来なければ!萃香が来なければぁぁぁぁ!」





魔「おい大丈夫か頭」





歌「これは重症ですね・・・いきなり叫びだすなんて。

   まさかこれは高二病!?」





魔「今からえーりんのとこ連れてくか」




















終わりましたね。


更新遅れてすみませんでした。

BBA祖母の家に行ったりとかなんやかんやで忙しくて。




そして萃香ちゃんと歌留蘭ちゃん、ほんとごめんなさい










次回はちゃんと宴会ですよ~



それと、






お酒は二十歳になってからよ。