現場は、南松尾はつが野学園近く。和泉中央線を山手に上がり、光明池春木線(ららポート和泉へ向かう道)を過ぎた次の大きな交差点。

今回、大阪府警察が推奨する『ストップ横断歩道』(横断歩道手前に赤の線)と『目立つ路面標示』(交差点注意+赤ベタ囲み)を施工していただきました。






発端は3年前の春、南松尾はつが野学園付近で見守り活動を行う松尾寺町ボランティアの方々から『信号機設置と安全対策』の要望を受けたことがきっかけ。
以来、現場調査や警察・市役所との立会・打ち合わせなど、10回ぐらい重ねてきました。



『信号機設置』については、和泉警察署を通じて大阪府警察に要望。これまで、和泉警察署交通規制の担当者はじめ大阪府警察本部には現場に何度も足を運んでいただき、交通量調査をはじめ様々な調査検討を行っていただきました。



しかしながら、交通量が信号機設置基準を満たさず、すぐに設置できないことから、安全対策にシフトチェンジ。

昨年の今頃、私とは別ルートで要望を受けて動いておられた関戸市議にも加わっていただき、改めて警察・和泉市役所と現場立会い・協議を行い『注意喚起看板の設置と主道路への誘導線の路面標示』を実施。





効果を見極めながら、さらに大阪府警察や和泉市とも協議を重ね、昨年3月、関戸市議と一緒に和泉市役所と協議、今回の安全対策『路面標示と交差点防護柵』の実施に至ることになりました。

この交差点は、主道路の両側、従道路の両側に歩道が設置されており、(たぶん和泉市で唯一)信号機設置を前提に設計・施工されながら信号機が設置されていません。

このような特殊な交差点であるが故、信号機が設置できない場合、高い安全対策が必要となりますが、今回の対策は「現状できる最大の交差点安全対策」であると考えます。
一方で、信号機設置についても要望を取り下げたわけではなく、引き続き交通量を見極めたうえで、設置の必要性を検討していただきます。

結びに、これまで、子供・歩行者の安全確保の観点から親身になって検討を行っていただいた大阪府警察の皆様、そして路面標示等の対策を行っていただいた和泉市役所の皆様に心から感謝申し上げます。