統計的にどーだとか過去の傾向からどーだとか、科学的根拠に基づいた情報があふれている。
そして根性だ気合だといった前時代的といわれる精神論は、
根拠がないとか、気持ちだけではどーにもならんとか、なんそれさぶいんですけどーとか、
わりと冷ややかに見られたり扱われたりする。
時代も変わったなーなんて思うこともあるけども、
昨日の日本シリーズ第3戦。
ホークスが巨人に対し、あわやノーヒットノーランか?という1安打完封リレーで4-0で勝利。
この試合の一番のハイライトは、
7回をノーヒットで抑えたムーアでもなく、
ホームラン含む3打点の中村晃でもなく、
満塁のチャンスに代打で出たもののセカンドゴロに倒れた長谷川。
際どいタイミングではあったけど、足にケガを抱えてるベテランの長谷川が一塁にヘッドスライディングして、アウトになった後にヘルメット叩きつけて悔しがる。
あのシーンでした。
ヘッドスライディングてケガするリスクがあるし、たしかどっかの大学が、
野球の一塁への走塁に関してはヘッスラするのと走り抜けるのとではそこまで差はない。むしろケガのリスクを考えれば走り抜けた方がいい。
というデータがあるんですよね。
でもみんなやるんですよ。
気持ちが乗ってる感じがして見てる側は盛り上がるんですよ。
時代は21世紀で令和になってるのに。
あたしも見てて感動しました(笑)あの長谷川がここまでするかーと。
情報やらデータやら科学的根拠だと世の中は言われるよーになったわりに、
世間で活躍してる人達って、そーいうのも駆使しつつ、泥臭くコツコツと気持ちと気合と根性で少しずつの積み重ねをしてらっしゃる。
時代がどれだけ進化・変化しようとも、人間のやることにおいては、
どこかでそーいう精神論がついて回るんですよねー。
まあバランスの問題でもあるんでしょーけども、
そーいう根性だの気合だのいう人が少なくなってきたからこそ、
そーいう部分の価値が上がってきてんのかもしれませんね。
それでいえば巨人にはもーちょいセリーグ覇者としての気合と根性見せてほしいですねー。闘魂込めてが寒々しく流れないよーに。