エアコン専用のコンセント回路はなぜ必要か | 株式会社スギモトデンキサービス ブログ

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電気火災寸前、一般のコンセントで決められた以上に電気を使うとこのようになります。1000Wの電気ストーブを2台使用した結果です。一般のコンセントは合計1500Wまでと決められていますが各回路には20Aの分岐ブレーカーが付いていますので、2台使用でもブレーカーは落ちない場合が有ります。結果この状態で長時間使用するとコンセントとプラグの接触抵抗の発熱でこのように溶けてしまいます。

 

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溶けたコンセントの裏側を見て下さい。コンセントに接続されているケーブルが黒く焦げたように見えます。これはケーブルの被覆が接触抵抗の発熱で炭化しています。このような炭化したものにさらに高温の熱を加えると発火して火災と発展していきます。■今回のように見えるところでの発熱、発煙であれば目視で発見できますが、見えない天井裏での分岐接続部分では火災になります。一般のコンセントは1回路線を分岐、分岐で使用します。■そのため電気を多く使うエアコンは特にブレーカーからコンセントまでは専用の線を引く必要が有ります。また専用線は途中で接続してはいけません。必ず1回路線で引きます。

 

 

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