今回のEvaチャンネルは、最近起こった「遺棄事件」について2件取り上げました。
1件は、Evaに届きましたお便りより「町田市で起きた段ボール入った猫35頭の遺棄事件」。
もう1件は、報道を元に取り上げた「北九州市で起きた飼い主による57頭のダックスフントの遺棄事件」です。
それぞれ、ネットニュースなどにもなり、詳細をご存知の方も多いとは思いますが、まず「動物の遺棄」はれっきとした「犯罪」です。罰則は、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金です。
「誰かが見つけて飼ってくれるからいいだろう」
「外でもどうにか生きてくれるだろう」という
無責任な考えで捨てたのかは分かりませんが、いずれにせよ人間の身勝手な行動と意識で、大切な命がまるでゴミのように捨てられている現実に憤りを感じます。
遺棄を犯した者はきちんと罰せられるべき（町田市の猫を遺棄した犯人は未だ捕まっていません。ダックスフント遺棄事件に関しては、夫婦にそれぞれ罰金20万円の略式命令。）であることは言うまでもありませんが、このような最悪の事態になる前に防ぐことはできなかったのか、相談できる場所の重要性、また、今後同じことを繰り返さないためにどうしたらよいのか、社会全体の問題として、この機会に是非考えて頂ければと思います。
