こんばんは!!


先日、学校の近くでお祭りがあって、瑛の所属する雅楽部で演奏して来ましたルンルン


雅楽は神社の儀式音楽でおなじみかなと思います。雅楽と聞いて思い描くのは、平安時代の宮中音楽という雅なイメージでしょうか。私達も学校の部活動ですが、演奏する時はきちんと古式ゆかしく装束を着て、烏帽子をかぶります。


瑛は龍笛をしています。メロディー部分を担当する横笛で、龍笛の音には龍を動かす力が宿ると言われる程力強い音がします!!有名なのは、平安時代を舞台にした『陰陽師』安倍晴明の親友の源博雅です。ちなみに、源博雅は実在の雅楽の名手で、鬼から名笛「葉二(はふたつ)」を手に入れたとか、百人一首に出てくる蝉丸に琵琶の秘曲を教わったとか、色々なエピソードがあります。


他の楽器も簡単に紹介します!


篳篥(しちりき)はリコーダーみたいに縦に吹くんですが、吹く前に、蘆舌(ろぜつ)というリードをお茶で湿らせます。プォーンっていう鋭い音で、いかにも雅楽っぽい音爆笑

笙(しょう)は和音を奏でる楽器です。パイプを沢山束ねた形で、演奏前に電熱器で炙って温めます。ファーンッていう柔らかい音ニコニコ

楽箏(がくそう)はお琴で、13本の弦があります。

琵琶(びわ)は丸いギターみたいな楽器を撥(バチ)で弾きます。

鞨鼓(かっこ)は鼓を横に倒したみたいなもので、スティック2本で叩きます。

鉦鼓(しょうこ)は金属のお皿みたいなのが紐で吊り下げられてて、それをスティックで叩きます。チリンチリンという音がします。

楽太鼓(がくだいこ)は派手な柄が描かれた和太鼓。ドォーンびっくり


今回は4曲演奏しました。


「平調音取(ひょうじょうねとり)」というチューニング用の曲。

「陪臚(ばいろ)」という主に戦いの前に演奏されるような勇ましい曲。


中島みゆきさんの「糸」を雅楽風にアレンジしたもの。


「長慶子(ちょうけいし)という演奏会の最後に演奏されるさっぱりした曲音符作曲者は先程の源博雅さんなんですウインク


4曲のうち、はじめの2曲は学校行事のときに演奏する基本の曲なんですが、長慶子は今回のために練習しました口笛


今回、瑛以外は高校生の先輩だけでした。ですが、中1の瑛がオーケストラの第一ヴァイオリンにあたる"主管"という大事な役に任命されましたキラキラ主管は曲の最初に1人だけで演奏するので、主管がミスしたり、テンポを間違えると、それだけで演奏全体が狂ってしまうんですガーン大役だったのでめちゃくちゃ緊張したけど、なんとか大きなミスなしで終了できました照れ



でも、自分はまだ人前で演奏するには肺活量が足りないなと痛感しましたチュー息のコントロールは声のお仕事にも大切なので、これからも練習頑張りますグー


部室に戻ったあと、部長さんのお父様がコロッケをご馳走してくださいましたお願い龍笛を演奏するとお腹が空くので、本番後のコロッケはいつもより美味しく感じました!



貴重な経験が出来て、自分に足りないところが把握出来て、その上コロッケもご馳走して頂けて、最高の1日でした(笑)

それでは、また来週!