涼しくなり、だいぶ過ごしやすい気候になって来ました
コロナも解禁になり、もうすぐ来る紅葉の時期は楽しめるでしょうか。
幸い、院長はコロナにかかることもなく、元気に診察しております
最近はコロナの既往歴がない人の方が少ないかも?ですね。
さて当院では、このところ内視鏡検査が連続しておりました
内視鏡検査を実施するに至る主な症状は、もちろん嘔吐・下痢です。
実はこの「嘔吐・下痢」は、鑑別が難しい症状なのです
単純な胃腸炎の他にも異物誤食・腫瘍・膵炎など、原因は様々です。
当院ではこの鑑別に血液検査・単純レントゲン・バリウム造影などとともに、内視鏡を使用することも多いです。
内視鏡検査では、レントゲン検査やバリウム造影では見つからなかったであろう、
思わぬものが見つかることがあります
最近の例だと、これ、、、、、
何かの袋の切れ端でしょうか。。。
ここまで小さいものは通常、便として出るか吐き出しそうなものですが、、、
これが胃壁に貼り付いて嘔吐を起こしておりました。
これを取り除いて、ワンちゃんの吐き気はスッキリとおさまりました
この様に思わぬものが原因となることがあります。
慢性的な消化器疾患でお困りの方は、一度ご相談にいらしてください