今回のキャラバンは 中学校でも
啓発をしました
取り扱ったテーマは
若年妊娠について。
若年での妊娠・出産は、
マダガスカルの母子保健の中でも
重要な問題です。
実際 13歳や14歳で妊娠して
CSBに来る女の子達を これまで
沢山見てきました。
社会的にも 身体的にも 心理的にも
まだまだ未熟なこの年齢での出産は、
これらに様々なリスクがあることは
言うまでもありません。
今回は ちょうどその年齢の学年の子供達を
学校に集めてもらいました
現場との調整や授業案へのアドバイス等
関わってくれました
わかこありがと〜
対象は、
13〜15歳頃の 3ème・4èmeの子供達。
(留年とかがあるので年齢は割とバラバラ)
この日は授業自体はなかったのだけれど
宣伝して召集してもらいました
1回目約150人 2回目約180人
でした
授業では まず、
マダガスカル・日本・フランスの
平均初産年齢を クイズ形式で
子供達
いいリアクションしてました〜(笑)
その後は
ちょっとした劇を見せます。
その後は 子供達へ問いかけ。
女の子こんな時 あなたならどうする
男の子これはいいことよくないことよくないなら 何がよくないの
この後 それぞれ答えてもらうんだけど、
この 積極性
感動する姿だなぁ‥
沢山協力してくれました
そして シーン2
あなたなら どうする
お腹の中に赤ちゃんがいる女の子
こんな顔している子が いなくなるといいなぁ。
ーー学校はどうするか。
ーー家族に何て言うか。
ーー赤ちゃんはどうするのか。
‥という問いに分けたのだけど、
"赤ちゃんはちゃんと産んで育てる。"
とほぼ満場一致の意見だったのに
何だか少しホッとしてしまった。
その後は グループワーク
学校・家族・お金・健康について、
若年妊娠の問題点を話し合います。
意見を出し合ってもらう。
話し合いもとても盛んにされていて
本当に感心しました
"健康"について。
中学生には 少し難しいのかなぁ
と思ったんだけど、
"若い出産では母体の病気が多い"
とか 赤ちゃんのことも言ってくれてたり、
思いの外みんないい意見を出してくれて
びっくりした
そして最後は、
CSBの医師と助産師に
まとめをしてもらいました
この辺の語りはなかなか私達じゃ
難しいからね〜
授業はとっても盛り上がり、
内容もなかなか濃いものができたと思います。
ここまでのものは 準備・実施含めて
1人ではちょっと難しいと思うので、
キャラバンの良さが出たと思いました
これで 第1回目のキャラバンは終了
とても内容の濃い2日間で、
私自身得るものがとっても多く
充実した時間になりました
終わったーと思っても、
早速来月はアンチラベでの開催
この後まだまだ続きます
みんなで頑張ります