◆啓発キャラバン第1回目ー若年妊娠と性教育 | MIAINA MATANJAKA 〜逞しく生きる!〜 青年海外協力隊マダガスカル助産師隊員

MIAINA MATANJAKA 〜逞しく生きる!〜 青年海外協力隊マダガスカル助産師隊員

JICAボランティア 青年海外協力隊 助産師隊員としてマダガスカルに派遣されています。日々の活動のことを中心に更新しています。〜2020年6月 任期終了予定。







今回のキャラバンは 中学校でも
啓発をしましたニコニコ

取り扱ったテーマは
若年妊娠について。






若年での妊娠・出産は、
マダガスカルの母子保健の中でも
重要な問題です。

実際 13歳や14歳で妊娠して
CSBに来る女の子達を これまで
沢山見てきました。




社会的にも 身体的にも 心理的にも
まだまだ未熟なこの年齢での出産は、

これらに様々なリスクがあることは
言うまでもありません。










今回は ちょうどその年齢の学年の子供達を
学校に集めてもらいました!
アンバトランピにいる 同期の学校隊員も、

現場との調整や授業案へのアドバイス等
関わってくれましたキラキラ

わかこありがと〜おねがいラブラブ





対象は、
13〜15歳頃の 3ème・4èmeの子供達。
(留年とかがあるので年齢は割とバラバラアセアセ)

この日は授業自体はなかったのだけれど
宣伝して召集してもらいました!
子供達はやっぱり なんやかんや真面目で
めっちゃ来てくれた〜笑い泣き!!(ただちょっと多過ぎた←)


授業は2回したんだけど、
1回目約150人 2回目約180人

でした爆笑アセアセ















授業では まず、

マダガスカル・日本・フランスの
平均初産年齢を クイズ形式で上差し
(右の数字)

子供達
いいリアクションしてました〜(笑)










その後は
ちょっとした劇を見せます。
男の子が女の子を誘うシーン。



その後は 子供達へ問いかけ。

女の子右矢印こんな時 あなたならどうする?
男の子右矢印これはいいこと?よくないこと?よくないなら 何がよくないの?
みんな真剣。

この後 それぞれ答えてもらうんだけど、
この 積極性!!!キョロキョロキラキラ
感動する姿だなぁ‥ぐすんぐすん
学校の先生方も 校長先生含め
沢山協力してくれました!!










そして シーン2
その後 女の子が妊娠しました。
あなたなら どうする?
この絵が個人的に とっても悲しくて。

お腹の中に赤ちゃんがいる女の子
こんな顔している子が いなくなるといいなぁ。






ーー学校はどうするか。
ーー家族に何て言うか。
ーー赤ちゃんはどうするのか。

‥という問いに分けたのだけど、
"赤ちゃんはちゃんと産んで育てる。"

とほぼ満場一致の意見だったのに
何だか少しホッとしてしまった。










その後は グループワーク!

学校家族お金健康について、
若年妊娠の問題点を話し合います。
男女混合のグループ分けで、
意見を出し合ってもらう。

話し合いもとても盛んにされていて
本当に感心しました!ぐすん
個人的に興味深い
"健康"について。


中学生には 少し難しいのかなぁ?
と思ったんだけど、

"若い出産では母体の病気が多い"
とか 赤ちゃんのことも言ってくれてたり、

思いの外みんないい意見を出してくれて
びっくりしたキョロキョロ







そして最後は、
CSBの医師と助産師に
まとめをしてもらいました拍手

この辺の語りはなかなか私達じゃ
難しいからね〜アセアセ













授業はとっても盛り上がり、
内容もなかなか濃いものができたと思います。


ここまでのものは 準備・実施含めて
1人ではちょっと難しいと思うので、

キャラバンの良さが出たと思いましたニコニコキラキラ



















これで 第1回目のキャラバンは終了!!


とても内容の濃い2日間で、
私自身得るものがとっても多く
充実した時間になりましたお願い








終わったー!!!!と思っても、
早速来月はアンチラベでの開催ニヤニヤ

この後まだまだ続きますグー炎

みんなで頑張りますピンクハート