1065 妄想小説「嵐の夜には」第3話。 | スギマンのブログ(SKE熊崎晴香・女優小林亜実・HKT地頭江音々応援ブログ)

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SKE48を2015年3月に卒業した小林亜実さんを応援しています(^ω^)
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(最近は川嶋美晴ちゃん、杉山歩南ちゃん、HKTの地頭江音々ちゃんも推してて…)
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第3話「KOAMI BAKERY」


スギはベッドから起きて着替えると階段を降りた。

1歩1歩階段を降りるたびに、焼きたてのパンの匂いがしてきた。




亜実は慣れた手つきで、釜戸からパンを出していく。
普通の家庭にはない、大きな釜戸。

スギは亜実が焼いたパンたちを、黙々といつも置いてある場所へと運ぶ。



亜実「スギくん、今朝はチャバッタとクロックムッシュをメインね」

スギ「了解…あ、チーズクッペは?」

亜実「スギくんに任せるよ♪あ、それよりも…そろそろ…」

スギ「はい、店長♪」

そう言い残すと、ビニール手袋を脱いで外に出ていった。

亜実「もう~…店長って呼ばないでよ~!」

スギの背中に向けて、亜実が恨めしそうな顔をして言った。




スギは亜実が頼もうとしたことがすぐに分かっていた。

建物の奥から木で作られた看板を表に出す作業である。

そこには…亜実がデザインしたパンのキャラクターのイラストとともに…



KOAMI BAKERY」と書かれていた。


KOAMI BAKERYは、亜実の両親が残していった店舗兼住宅を改装して作った亜実のパン屋である…らしい




ま、亜実に聞いただけだから、どういう経緯で亜実がパン屋を開店しているのかはスギはよく知らないが、亜実の焼くパンは独創的で美味しく…近所でも評判のパン屋であった。


それと…

「KOAMI BAKERYの店長がカワイイ」


というTwitterが出回ったからか…男性客が異様に増えたという…。

そんな折りに、1人ではとてもじゃないがやっていけないからということで、恋人であるスギに店を一緒にやってほしいと頼みこんだ。


結局、スギは亜実の願いを聞き入れて、亜実の家で一緒に住むことになり…現在に至っているのだが…


「俺も亜実に頼ってばかりじゃダメたな…」

と思いながらも…この幸せな時間を壊したくないという感覚もあって、この日常を受け入れ続けていた。



看板を出して、スギが店内に戻るのを見届けて…


1人の女が物陰から姿を現して呟いた。







「……スギくん…ようやく見つけたわ…」










つづく





この小説のようなものは、あくまでもスギマンの妄想であり、登場人物とか家族構成とか関係性は全てフィクションです(笑)

次回あの子が登場!?





では、また(^ω^)