なぜ、僕がNLPを… | ツナガリズム〜ABNLPトレーナー 杉山賢一のブログ

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NLP、◯づけ、コーチング、コミュニケーション心理学、言語と行動の科学

ABNLP公認トレーナーの

杉山賢一です。





元旦ではなく大みそかに

ブログを始めるという

天邪鬼ぶりを見せてますが、

実はこれが重要!



少々長いですので、

時間のある方は

お付き合いください。

 


 


NLPトレーナーになって、

そして、

このブログを始めるにあたって、

あらためて考えてみました。


そもそも僕は

どうして心理学やNLPを

び始めたんだろう?


そして、

どうしてそれを

伝えたいんだろう?

 

 


遡ること20年近く前、

あるビジネスで

独立しようとしたことをきっかけに、

心理学や自己啓発に興味を持ち、

そういう関係の本を

いろいろ読み始めました。


その後、結婚し、

子供も産まれ、家も建て、

安定した生活を

求めるようになりながらも、

そんな本だけは

ずっと読んでいましたから、

それは悶々として

10数年が過ぎていきました。


さらにその後、

様々な出会いから

NLPに行き着き、

様々な葛藤を経て

トレーナーになりました。




なぜここまで来たんでしょう?


その道で独立したかったから?


成功したいから?


自分のことを認めてほしいから?


悩んでる人を助けたいから?


目標に向かって

なかなか動き出せない人に、

第一歩を踏み出す

手助けをしたいから?


自分の周りの人間関係を

良くしたいから?


地域に貢献したいから?


明るい未来を作りたいから?

 

 
確かに全部そう!

 


でも、

一番の理由はどれでもない!


僕がNLPを学び続け、

人に伝えている一番の理由・・・


それは・・・


 
 

 



お・も・し・ろ・い・か・ら!!





 

 

いろんなトレーナー達から

話を聞いたり、

本を読んで

知識を深めるのもおもしろい。


自分が変化していくのを

感じられるのもおもしろい。


人が変化していく姿を

見ることもおもしろい。


だから、これからも僕は

好奇心をそそられるものを

もっと見たいし、

おもしろいと感じられることを

やっていきたいし、

たくさんの人が楽しいと

言ってくれるものを

提供していきたいんです。



「おもしろい、楽しい」

というのが一番の理由では

ダメですか?


「世のため、人のため」

というのが一番じゃないと

ダメなんでしょうか?



もちろん、

これからの時代は

「世のため、人のため」

ということを

考える人や企業が生き残るとか、

成功すると言われていることも

承知してます。


「社会貢献」とか「他者利益」

と呼ばれるものです。


「利他」とも言いますね。


きっとこれらは

物凄く大切なんだと思います。


結局、

行き着く先は

そこなんだと思います。



ただ、
理想はそうなんですが、

「利他」を一番に

考えられない人もいますよね?



たぶん、ここで

ちょっと考え方を間違えると

これが行動にブレーキを

かけることになると思うんです。

 

 

 
これからの社会は

「世のため、人のため」に

行動することが大切だとか、

ビジネスも社会貢献することを

目標とした方が良い

という話をよく聞きますよね?


先日参加した

本田健さんの講演会でも、

これから時代に成功する

ビジネスの要素として、

「人をワクワクさせる」

「誰かの役に立つ」

というものを挙げられていました。


大成功した人が

書いた本なんか読んでも、

「誰か他人のために頑張ったから

今の地位になった。」

なんてことが

よく書かれています。


まず自分から

他人に与える人が与えられる、

という考え方もそうですよね。

 

 
 

でも、

多くの成功者は初めから

そうしていたわけではなくて、

結果としてそうなっただけ

だと思うんです。


最初はお金のためとか、

自分を認めてもらいたかったからとか、

楽しかったからとか、

そんな理由だったんじゃないでしょうか。


きっとそういう個人的な理由で

始めたんだけど、

それだけではなかなか

上手くいかなかった。


それがたまたま
人のために何かをしたり、

それが結果として

人が喜ぶことだったときに、

いつもより上手くいった

だけなんだと思います。


そこで社会貢献の重要性に

気が付いたんだと思います。


あるいは、

自分のやりたいことをやって、

個人レベルでの

満足が得られたから、

次のステージとして、

他人や所属するコミュニティ、

住んでる地域、

国や地球に貢献したいという

欲求が出たんじゃないでしょうか。

 

 
 

もちろん、

「利他」を目標や理念にした方が

成功する確率が高いということは、

これまで多くの人が

証明していることなので、

間違いなくその通りでしょう。


ただし、

それは目標や理念として

掲げるものであって、

最初からそれが

動機になるわけではありません。


つまり、

それを第1に考えても、

多くの人はやる気にはならない場合が

多いんじゃないでしょうか。


それで行動しようとは

思わないわけです。

 

 

最初から

「利他」が自分の価値観の

上位に来る人ならそれでもいい。


そうすることが

自分の喜びになるんですから。


そうじゃない人が、

尊敬する○○さんが

そう言ってるからとか、

成功者が書いた本に

そう書いてあるから

という理由だけで、

「利他」を一番に考えようとしたって、

行動に繋がっていかないのが

実ではないでしょうか。


 
「利他」を追求することで

自分自身が満たされないなら、

それは「自己犠牲」

になってしまいます。


特に日本では「自己犠牲」を

美徳とする風潮がありますから

犠牲になることで

満足する人もいますよね。


そういうドMの人は

そうしてもらってもいいんですが…



やっぱり、

「こういうように考えなきゃ」とか

「これを1番にやらなきゃ」

ということでは

動けないんです。


続かないんです。


つまり、

最初に動き始める時や

ある程度続けるまでは

「自己満足」に走ることも

必要なんですよね。


でも、

自己満足に走りすぎると、

周りの反発を買って

結局上手くうまくいかなくなります。


 

 

だから、

両方考えてみましょう。


「利他」を目標や理念に掲げて、

「自己満足」を原動力に

行動するんです。


あるいは


自分のやりたいことや

やる気になることは、

どうしたら社会貢献や他者利益に

つながるんだろう?

と考えてみるんです。



逆に

人のために何かをすることが

どうしたら自分が満たされることに

つながるんだろう?

というのでも良いかもしれません。



 

 

というわけで僕は

人生を面白くて楽しいものに

していくために

人生を面白くて楽しいものに

していく人を増やしたい

と思います。



そんな人が増えたら

面白くて楽しい世の中に

なっていくと思いませんか?



そうなったら、

戦争も差別も

必要ないですよね。

 

 



誤解しないでもらいたいのは、

悲しいことや辛いことは

避けるとか

逃げるということでは

ありませんから。



そういう光と影があるからこそ、

人生は面白くて楽しいものに

なるんじゃないですか!?

  


最後までお読みいただき

ありがとうございます。

では、また次回!





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