エルカラファテからペリトモレノ氷河へ | すぎたびノート

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約4年ほど勤めた会社を辞め、世界を旅していきます。

ブエノスディアス。すぎけんです。


リアルタイムはアルゼンチン・サンサルバドールデフフイ。

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チリのプエルトナタレスから向かうはアルゼンチン・エルカラファテ。世界最大規模のペリトモレノ氷河のあるロスグラシアレス国立公園の玄関口となる町。



バス会社はCootra Ltda。朝8:30発で13:30頃エルカラファテに到着しました。所要5時間で15,000チリペソ(約2,383円)。5月は本数が減るため早めにチケット買っておいたほうがいいかもしれません。


てかアルゼンチンのATMの使い勝手が半端なく悪い。最大で2,000アルゼンチンペソ(約15,639円)までしか降ろせない上に一律手数料が86ペソ(約672円)かかる。やはりUSドルからの両替がベターだと思います。







エルカラファテの町の雰囲気はまんま軽井沢。涼しくて(ちょっとここは寒いけど)高い木が側道に植わっている感じがとてもよく似ている。また、トレッキングやクライミングなどのアクティビティの拠点となる町でもあるのでアウトドアブランドがひしめきあっていました。ここで手に入らないものは無いんじゃないか?


エルカラファテと言えばロスグラシアレス国立公園内にあるペリトモレノ氷河を見ることが一番の目的。横文字多し笑


ここではいくつかの旅行会社が氷河ツアーを催行しており、氷河のある湖を遊覧船で周ったり、氷河の上を実際に歩くことができ氷河を溶かした水で割ったウィスキーを飲んだりするツアーもありました。


しかし、近年の物価の上昇に伴いツアー代金もなかなか高くつく。それに酒飲めないから氷河でウィスキー飲んだら大変なことになる。下戸ですからね。なので僕は翌日に自力で行くことにしました。



エルカラファテからペリトモレノ氷河への所要時間はバスで2時間ほど。使ったバス会社はRP TRANSPORTES。行きは9:30発、帰りは15:30発の往復チケットで410ペソ(約3,205円)。何社かあるうちで一番ここが安かったです。


バスに乗り、所要2時間ぴったりで到着。別途330ペソ(約2,580円)国立公園入場料を支払う。つい一昨年まではバスも入場料も半額程度で訪れることができたがかなり値上がってました。なのでこれからも更に高くなる可能性がひじょーに高いのでパタゴニアへはお早めに。





遊歩道がきっちり整備されているようで時期はずれにも関わらず多くの観光客がいた。





全景が収まらないほどの巨大氷河。オンシーズンだともっと高さがあるみたいだが5月でも十分すぎるくらいに大きい。SF映画の舞台にでもいるような、自分の体が小さくなったような錯覚に陥る。



時折、銃声のような乾いた音が氷河から聞こえてくる。これは氷河の断面が割れる音で「パァーン」と音がした後、氷河が湖に落下する。その「ゴォォー」とした音は凄まじい。



青々としていて巨大なガリガリ君のように見える。何故氷河はこのように青く見えるのかというと、雨が降りそこから長い年月をかけて圧縮された氷は透明度が高く、青い光だけを反射し他の色を吸収してしまう性質があるのだそう。



宿で同室だったイギリス人のダニーと。彼とはフィッツロイまで一緒に行動することに。


氷河ツアーに参加した場合、ツアーでしか行くことのできないところまで連れて行ってもらえるようでそれは人それぞれだと思います。自力で行って個人的には満たされたけどツアーに参加した人は一様に良かったと口を揃えて言っていました。


パタゴニアは残すところフィッツロイの朝焼けを見るのみ。


※今回の宿
エルカラファテ【Hostel Amel】


ほとんどの日本人はここを利用するのではないかと思う。キッチン狭いがバスターミナルから2分くらいなので立地は最高です。オーナーは英語喋れないけど親切。ドミ一泊100ペソ(約781円)。


下の赤いピンのところ。