秋深まりというかもう冬!?ってくらい一気に冷え込んできた最近。

いかがお過ごしでしょうか?

 

庭の雑草も盛りを過ぎ、やっとその勢力を弱めつつ、ほかの植物も大人しくなってきました。

そんな中、さっぱり衰えない子が二人・・・

 

その名は、

ローズゼラニウム!とレモンバーム!!

 

まず、ローズゼラニウムと言えば、蚊取草としてホームセンターなどで見かけたこともあるでしょう。

ローズのような香りのピンクの花を咲かせるといわれています。

 

ウソやん!赤いゼラニウムとは違うけれどしっかりゼラニウムですやん!

(赤いゼラニウムと言えば花言葉は「決意」、そして「トライガン」シリーズの大事なポイント。みんな義務教育で習ったよね??)

 

しかも夏に出回ってたし、ゼラニウムなら寒さに弱いイメージだったのに。。。。

何この子!?育つわ育つわ半径1.5mくらい!?

あれですよ、シュノーケリングしたことある人(ない人はテレビの映像とか)はサンゴ礁の俗にいうテーブルサンゴを想像してください。

何にせよ、

お前強いな!!

 

そしてレモンバーム。

一度花が咲き、種になり、そこが枯れて、「お、今年は終わりかな・・・?」とか思ったら、脇からもさもさ次世代が台頭。

何ならこぼれた種からお子様たちも育ってきた。

お前も強いな!!

 

ということで、レモンバームはドライにしてハーブティ用にもしてたけど、今年はガツガツ選定したローズゼラニウムさんとレモンバームさんでフローラルウォーターキラキラを作ることにした。

 

フローラルウォーターって何ぞや??

と思いますでしょう。日本じゃどこまで有名なんだろ??

オーストラリアにいたときは縁あって1Lとかで買ったことがあるのですが・・・

 

要は、植物からオイル(アロマオイルとか)を取る時に蒸留するのですが、その時出る蒸気を冷やして液体にした副産物がフローラルウォーターです。

 

副産物といえど、植物の成分や香りたっぷりで、化粧水や基礎化粧品の材料になったりします。

今回は単純に蒸留して、ばっしゃばっしゃ使える化粧水にします。

 

作り方は簡単!

耐熱の容器と皿と鍋です。

 

①鍋にハーブを入れて、浸るまで水を入れて半日くらい放置(放置しないやり方も多いみたいですが、以前見た海外のサイトで浸してたのを参考にしてたので、私は浸したい派)

②落し蓋や平らな皿を鍋の中に置き、その上に耐熱のボウルやグラスをセット。

③なべの蓋をさかさまに被せ、蓋の取っ手が②でセットしたボウルorグラスの中に来るように注意。(鍋の蓋の取っ手がプラのモノよりはガラスの物推奨。なければ耐熱ボウルなどを蓋代わりに使ってもよい。要は、蒸気がグラスに集まってくるようになってればなんでもOK)

④弱火でことこと2~3時間蒸気を集め続ける。

この時注意点として、

・鍋と蓋のすきまがないこと。蒸気漏れまくってたら蒸留の意味がない。

・蒸気を冷やして液体にするため、氷や保冷剤を蓋の上に設置。溶ける度に交換、追加。

・グラスに溜まった蒸留水を回収したり溶けた氷水を捨てたりするのに蓋を取る時、中の蒸気が手にかかるので、やけど注意!!私はやけどしました。

⑤家庭用鍋でおおよそ200ml~400mlは一度に作れるので、必要量で終了。100均などの遮光ボトル(茶色とか青とか、色ついてるやつ。)に入れて、冷蔵庫などに保管しながら3か月めやすぐらいで使い切る。

 

こんな感じです。

 

作ってるとこの写真↓

 

 

今回はレモンバーム&ローズゼラニウム混合チームで作ったら、なんかすごい香りになりましたが、

スッと肌に消えていく感じがフローラルウォーターの魅力です。

数回つけると、さらっとしてるのに肌が良い調子です。

 

フローラルウォーターはいろんなハーブや植物でできるので、もしもてあましてる植物があれば、フローラルウォーターにできるか一度調べて、作ってみるのもよいと思います!

アレルギー関係がない限り、赤ちゃんからお年寄りまで気軽に使えますよー!

(ただしユーカリやミントなどはペットに注意。触った手をなめさせたりしないように!)

 

ちなみに、化粧水のこと、英語では「トナー(toner)」と言います。

ローション(lotion)も使いますが、こちらはどちらかというと乳液のような感じで、水のようにシャバシャバしている方はトナーが多いです。

海外で購入する際や、ネット通販の参考にしてみてください。