『カウンセリング熊』

アラン・アーキン著

今江祥智・遠藤育枝 共訳

出版工房 原生林


本当に大切なものは何か?

自分とは何か?

誰かにたずねようと思っても、誰かは答えてくれない。

自分自身の力で魂を癒しながら、体の元気を取り戻しながら、

人生をよみがえらせていくほか、答えは見つからない。


主人公クーガは大熊から指令を出される。

「レモンを見つけ出すのだ」とか

「腹をすかせて、十分だけじっと座ってみなさい」とか。

でも、その指令そのものは問題ではないと、やがて気づく。

本当にクーガが探すべきものはレモンではない、と。それは……?


ハリウッドで成功した俳優アラン・アーキンが描く哲学的童話。



杉原梨江子といっしょに読みましょ!「木の絵本と森の童話」-カウンセリング