『大きな空の木』
エリック・バテュ作
加藤登紀子訳(フルーベル館)
空に向かってのびていく、一本の木。
木の上のヤドリギをとろうと子供はパパに肩車をねだる。
少女と少年は金色の月がしずむまで、かくれんぼ。
百年前もおまえはここに立っていたんだね、おじいさんがつぶやく・・・。
木はいつも、人とともに生きていることが静かに語られる絵本です。
小さな子供だったときも、おじいさんおばあさんになったときも、
変わらずに、空に向かってのびていく木が
あなたのそばにもあったことを思い出すでしょう。
杉原梨江子公式ブログ
「聖なる樹の言の葉たちⅡ」
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