『わたしたちの医療ノート〜診察室の窓から〜』

『わたしたちの医療ノート〜診察室の窓から〜』

兵庫県西宮甲東園の内科・消化器科杉原医院です。安心して相談できるホームドクターを目指しています。小児の診察も行なっております。特に高血圧・糖尿病・脂質異常症など生活習慣病については豊富な経験を持っています。漢方薬も処方します。      



桜の花が終わりをつげて、いま、躑躅の花🌺がきれいに咲きはじめましたね。

うちのクリニックでは、いま、黄色のモッコウバラが満開を迎えました。🌼
正面、向かって左の垣根のところに咲いていますよ。
来院されたら、気に留めていただけたら嬉しいです。

木々では、ハナミズキやヤマボウシの花も咲いていますね。
新緑の美しい季節になりました。


朝晩はまだ少しひんやりとする日もあり、日中との気温差に体が戸惑うこともあります。
どうぞ無理をなさらず、からだをいたわりながらお過ごしください。

また、季節の変わり目は、血圧や血糖の値が変動しやすい時期でもあります。

気になることがありましたら、どうぞ遠慮なくご相談ください。

皆さまが日々を穏やかに過ごせますよう、ささやかではありますが、私たちもお手伝いできればと思っております。





こんにちは。スタッフYです。


クリニックの桜も、いつの間にか葉桜になりました。

春は、ゆっくりと、でも確実に次の季節へと移っていきます。


いま、クリニックの庭ではモッコウバラが咲き始めました。

やわらかな黄色の花が、風にゆれる季節です。


さて、当クリニックの待合室には、大人の方向けの本のほかに、お子さんのための絵本も置いています。


月に一度、新しい本が届き、書棚に並びます。待ち時間のあいだに、お子さんだけでなく

大人の方も手に取って読んでくださる姿を見かけます。


こどもたちは、パパやママ、おじいちゃん、おばあちゃん、そして幼稚園や保育園の先生などたくさんの人に絵本を読んでもらいます。


物語をじっと聞いているその時間は、ほんの少しの空想の時間。


けれどその時間は、豊かな言葉や、やさしい情景となって、きっと子どもたちの心の中に残っていくのだと思います。


診察の待ち時間が、少しでも穏やかな時間になりますように。


どうぞご自由に、本を手に取ってみてくださいね。



こんにちは。


スタッフのYです。


昨日の☂️で心配していましたが、クリニックのシンボルの桜🌸が、満開になりました。


強風のため、花びらがたくさん散りましたが、まだ大丈夫です。

ベンチで、休憩してお茶でもしたいです。コーヒー


昨日、今日は、関西学院大学大学の入学式です。

大学にはフレッシュな一年生の方や、保護者の方がたくさんいらっしゃっています。


令和8年度が始まりましたね。

クリニックも、今年で丸25年になります。

今年度も、初心を忘れずに頑張りたいと思います。ラブラブ



15年ほど前、キューバの医療現場を訪ねた際の視察記を、数回にわけてお届けします。今は現地の様子も変わっているかと思いますが、そこで目にした「身体を支える工夫」を少しずつ、綴ってまいります。



【連載】健康を支える知恵を訪ねて ―― キューバ医療視察記

 

第1回:私がキューバを訪ねた理由

 

 

皆さんは「キューバ」という国に、どのようなイメージをお持ちでしょうか。色鮮やかな街並みや陽気な音楽を思い浮かべる方も多いかもしれません。私が15年ほど前、長い時間をかけてこのカリブ海の島国を訪れたのは、現地の暮らしに根ざした「暮らしの知恵」を、この目で確かめるためでした。

 

きっかけは、2009年に日本で開催された国際オゾン会議のメディカルセッションです。そこで耳にしたキューバの医師による発表からは、オゾンを医療へ応用しようとする情熱と、現場での丁寧な積み重ねが伝わってきました。



「実際の現場では、どのようにこの技術が人々の健康を支えているのか。その現実をしっかりと見ておきたい。」



研究会のメンバーたちが等しく抱いたその純粋な関心が、視察旅行へと繋がっていくのは、ごく自然な流れでした

 

当時のキューバは厳しい経済封鎖の中にあり、先進国では当たり前の薬品や物資が届きにくい状況にありました。けれど、そこで私を待っていたのは、諦めではなく、逞しい知恵の数々でした。


手に入らない高価な化学薬品を嘆くのではなく、酸素から生まれるオゾンのように、身近にある自然の力を最大限に生かして人々の健康を守る。その「足るを知る」医療のあり方は、驚くほど合理的で、かつ人間への深い慈しみに満ちていたのです。


 

当院が「無添加住宅」という自然素材にこだわり、五感に優しい空間をつくったのも、根底にある思いは同じです。


余計なものを削ぎ落とした先に見えてくる、身体本来の健やかさ。キューバの地で確信した




「自然治癒力の可能性」と身近なものを生かす知恵




を、今、このクリニックでの皆さまとの対話に繋げていきたいと思っています。




(視察の合間に、現地の暮らしの息遣いを感じたハバナの通り)

 

スーパーで買い物をしていると、野菜売り場でふと手が止まることがあります。
同じように並んでいる野菜でも、値段が少し違うことがあるからです。無農薬の野菜や、添加物を使わずに作られた食品は、やはり少し高めです。

 

どうしてだろう、と考えてみると、その理由はなんとなく想像がつきますよね。

農薬を使わずに野菜を育てるには、畑の様子をよく見ながら、虫や天候と向き合っていかなければなりません。手間も時間もかかりますし、思うようにいかないこともあるそうです。それでも、土と向き合いながら野菜を育てている人がいるのだと思うと、少しありがたい気持ちになります。

添加物を使わずに作られた食品も同じです。保存や見た目を整えるための便利な方法に頼らない分、素材の味を大切にしながら作られています。派手さはなくても、食べてみるとどこか落ち着く味がするように感じます。

 

院長は安全な食べ物ネットワークの顧問をしていますが、健康のことを考えると、やはり日々口にするものにも自然と気が向くようです。特別なことをしているわけではありませんが、無農薬の野菜や、できるだけ添加物の少ない食品を選ぶことが多いそうです。

 

クリニックで食品を販売しているわけではありませんが、診療の中で、食生活が体の調子に関わっていると感じる場面は少なくありません。体は毎日の食事から少しずつ作られていくのだと、あらためて思うことがあります。

 

忙しい毎日の中では、食事のことをいつも丁寧に考えるのはなかなか難しいものです。
それでも、ときどき「体がよろこびそうなもの」を選んでみる。そんな小さな心がけが、体には案外うれしいことなのかもしれません。

 

診察室の窓から日々の暮らしを眺めていると、健康というものは特別なことだけでなく、こうしたささやかな積み重ねの中にあるのだと感じることがあります。