【前書き】
北九州市八幡西区にある鉄竜町と鉄王町。経済発展が目覚ましい昭和三十年代、北九州第二の繁華街だった黒崎から南西に3キロほど離れた田んぼが広がる広大な土地を、当時の八幡製鉄が買収。大規模社宅群(穴生社宅)を建設し、鉄を冠するちょっと変わった名前の新しい町がふたつ生まれたのでした。

私は1歳になる前から小学5年までの約10年間を、鉄竜の社宅群の中で暮らしてました。今から四、五十年前のお話しです。

小学校んときの社会見学とか水道とかのお話です。

社会見学って、殆ど遠足。というか遠足。バスで行くけど。

アチコチ行ったという事は覚えてるけど、何処に行ったんだかすっかり忘れてます。自分でも笑えるくらいに目的地、一つも覚えてません。

萩原小学校なんだけど、唯一覚えてるのが工場見学でもらった方眼定規。

↓コレ
目盛が左右非対称でお世話になった会社のネーム入り。フデバコに入らない30cmサイズで、会社の名前は忘れてる。

かなり厚みがあってシッカリした作りと、この方眼が、普段使いのペラペラ定規とは別物過ぎて、
なんかカッコよかったし、
平行線、超簡単に引けるし、
で、ずっと使ってて、気づけば社会人。

だけど事務所引越やレイアウト変更やらで、いつの間にか行方不明。なくなったことにもずっと気づかないまま。

そういえばフデバコって、何でフデバコって言うんだろ?って見てみたら、

むかし筆を入れてたから?じゃないのね。明治になって日本に鉛筆が入ってきてから。

先日購入した「穴生の里」を拝読してたら、その昔(明治かな)は石板持って通学してた方も。時は流れて、石板→ジャポニカ学習帳→タブレット?
そのうち生体デバイスで人間がネットワークに繋がれたりしてね笑

学校で石板と聞いて思い出すのが、アニメ トム・ソーヤーの冒険。

当時小学低学年。南北戦争時代のトムたちも授業で石板にノートとってたのよね。かなりハチャメチャだし、面白いしドキドキするしで、大好きでしたね。

番組のエンディングがすごく好きで、当時引っ越しで友だちが別の土地へ旅立つのと時期が被ってて、エンディング聴いて、俺も頑張ろって勝手に思ってた笑

ガンダムと未来少年コナンとコイツはホント、記憶に焼き付きました。

▼無人島シリーズ
▼インジャン・ジョーの事件〜裁判
▼逃亡中のインジャンジョーと化け物屋敷
▼24:15くらいからエンディング。

▼全話公開中なんですね。


だいぶ話逸れたけど、フデバコに戻ります。

まだ木造だった萩原小学校に入学した当時、みんなマグネットとビニールでできたアニメキャラクターのフデバコを最初使ってましたね。男の子だと特撮モノとか永井豪のアニメキャラとか。
両面開きで、消しゴムエリアだけ別窓になってるヤツもあったかな。すぐカンペンに変わったけど。

で、社会見学まで話戻ると、実は本読んでて北九州の水道事情について気になったので、少しネットを見てました。

▼北九州市水道局からのお知らせ〜100周年記念事業より
力丸ダム、直方と北九州の水道供給を支えてくれてたのね。もっと遠いところからだと、大分の耶馬渓から油木ダムの配管に接続なんてのも。

社会見学だか社会科の授業だかで、絶対一度は聞いてそうな感じがするけど、知らないんだなぁ。。(とか思ってたら方眼定規を思い出した次第)


▼北九州市の浄水場。西部の水道供給でかなり重要な役割を担っているのが穴生浄水場。この穴生浄水場からスタートしてます。

取水地は遠賀川と畑貯水池と、若松の頓田貯水池だそうです。耶馬渓といい、力丸といい、改めて上下水道の配管って、えらいことになってるなぁと思わされます。

▼そして更に平成9〜17年にかけても上水道インフラ強化されてるようです(北九州市HPより)


穴生浄水場は昭和36年に完成。一年前の昭和35年(穴生・引野開発の頃ですね)から拡張にも着工し、昭和44年に完成してます。

拡張に着工した同年には、引野浄水場(工業用水向け。アレ?どこにあるんだっけ??)の築造にも着工してます。→市政だよりによれば、このすぐそばだったそうです。穴生と引野、この2つはセットみたいなもんだったのかな?

穴生浄水場って、空撮で大池公園の西側に見えるヤツですよね。たぶん行ったことないかな?(行ってても完全に忘れてる)



追伸
力丸ダムが見学団体随時募集中だそうです。