痩せようと思って…

40代に突入してから、今まで好きだったものが食べれなくなってきて結構ショックだったりする。例えばお酒と辛い食べもの。私は家で晩酌をするのが好きだったのだけど(友達いないし、子供いるし、わんこもいるし…家にいるのが何かと都合良いし…そうですぼっちなんですー)、ほんの少し吞んだだけなのに吐いてしまって、それっきりダメになった。それなのに、今日はお正月だし…と辛い中華料理と紹興酒を吞んでいたら、どうにもできないほど具合が悪くなり、救急病院へ直行。最悪だった。昨年の年越しの話。
 
少し前までは、金曜日は缶ビールを吞みながら夕飯の支度をするのが好きだった。メニューが思い浮かばないとき、ビールを一口呑むだけでふわっとメニューが思い浮かぶ。一週間疲れたなぁとか、頑張ったなぁとか、金曜日の夜はだいたいそんな感じでぷしゅっとやっちゃうわけで、早いと16時くらいから台所で料理しながら吞んでいたりした。どうか来客がありませんようにと願いながら…笑
 
そんな一週間に一本のビールさえも吞めなくなって、ちょっと試しに炭酸水を飲んだら、意外と満たされた。どうやら私はアルコールが良かったのではなく、あの“のど越し”が欲しかったらしい。ノンアルコールでもよかったことに気が付いた。
 
すごく太っていた時期がある。今も特別痩せているわけではないけど、健康診断では注意されない程度まで痩せることが出来た。歩いたり、宅トレをしてみたり、私なりに夢中になってダイエットしていた時期があった。健康診断で肥満を指摘されたこともあったのだけど、もう一つの理由があった。
 

私に似た誰かの存在

 
痩せなきゃいけないのにどんどん太るときってある。代謝が悪いから水を飲んでも太るし、何も食べていないのに不思議なくらいどんどん太るときがある。そういう時、自分を見直すとわかるのだけど、暇つぶしに何かを食べていたり、でも水を飲んでいなかったり、コーヒーばっかり飲んで、チョコレートをつまんでみたり…。食べてないのに太るんです…と言いながら、私の場合は結構食べていた。あと、カップラーメン、炭水化物多めの食事とか…。
 
突然スーパーで知らない人が私の背中をバーン!と叩いて、「ちょっとぉ!ひさしぶりぃ!!」と言った。私にそんな友達はこの街にいない…っていうかいてもそういうことはしない。せめて肩をトントンして「みほちゃん♪」と優しく言ってくれる。え??っと振り向いたら、「あ!ごめんなさい!間違えました!」と背中をサスサスして立ち去って行った。私は誰と間違えられたのだろう。
 
それからだった。車に乗って信号待ちをしていると、隣の車の高校生が私に手を振っていた。誰だろう?娘の友達??でも、見たことがない。私?とジェスチャーしたらその女の子はハッとして、運転席のお母さんと思われる人に「ちがった」みたいなことを言っている様子で、ごめんごめんと両手を合わせていた。みんな明るくてさっぱりしている…。道を歩いていた時も「わー!!きゃー!!!」と手を振りながら私に駆け寄ってきて、「あ!失礼しました…」と去っていく人もいた。
 
 
どうやら、私に似ている人は明るいデブで友達がたくさんいるらしい・・・。
なんかムカついてきた。その人、ひょっとして図々しいんじゃない?
 
太っていたけど痩せた人には分かると思うのだけど、太っているとすごくネガティブ思考になるわけで、私も結構今思うとひねくれていたと思う。
 
それから、必死になって痩せて、私は明るいデブには間違えられなくなった。
 
最近また太ってきたので、食事制限をすることにした。
ある程度自分の調整の仕方を作っておくと、楽だと思う。
 
でも、その前にラーメン食べておこうと思って作った時の写真。焼肉屋さんのラーメンが家でも食べれるよう売られているので、その麺とスープを使って辛ラーメン風。美味しかった。辛くないらーめん。牛肉入れたぜぃ。
 
 
 
 
今日の朝。
 
豆腐にのり茶漬けのモト?をいれてお湯を注いで食べた。ネギとミョウガも入れた。
 
 
 
先週は胃が痛くて、いよいよ珈琲も飲めなくなるのかなぁ…と思ってしまった。そうなる前に珈琲は出かけたときにお店で飲むくらいにしようと、またひとつ私の好きなものが遠ざかる予感を感じながら、健康でいられるように気をつけようと思う。何事もほどほどが良い。