快晴や 眉山いよいよ みどり濃し
【祖谷誌吟行句会平成25年6月誌友入選句②】
季題(季語)は【みどり(緑)】で【仲夏6月】です。ホトトギス派では季題(季語)は【みどり(緑)】で【仲夏6月】です。【万緑(バンリョク)】の傍題です。「万緑叢中紅一点」という王安石の詩句から出た語で、見渡す限りの緑をいいます。漲(ミナギ)るような夏の生命力が感じられます。名句は①万緑の 中や・吾子(アコ)の歯 生(ハ)え・初(ソ)むる 中村草田男、例句は②万緑の 底の・峡(カヒ)の・温泉(ユ) 一人占め 小谷渓子、③矢放たれ 万緑に吸ひ こまれゆく 今井千鶴子、④尚動く 亡き子の時計 万緑裡 楢崎六花、⑤夜をはなれ 行く万緑の 牧場かな 中田佳都美等があります。
掲句は・昨日(H25 6/16(日))の午後の眉山山頂吟行句会(会場 阿波踊り会館)へ行くバス内で授かった句です。句意は「昨日の大雨も嘘のようにあがり、よく晴れた青空のもとの、徳島市の象徴たる眉山の木々のみどりは、ますます色を深めている事だよ」という事です。