演出に様々なメッセージが隠されています。キリストの最後の晩餐、マリーアントワネットの処刑は、歴史のおさらいであろう。

 青ざめた馬の演出は、ヨハネの黙示録 6:8であり、彼らには、戦争とききんと伝染病と獣によって、地上の人々の四分の一を殺す権威が与えられました。とあり、戦争と伝染病は実現していて、今後発生するであろう世界的な飢饉は人口問題とともに予想されています。そして、獣は、ヨハネの黙示録 13:13 にあるように、私は幻の中で、今度は海の中から、一匹の不思議な獣が現れるのを見ました。その獣には七つの頭と十本の角があり、角には十の冠がついています。そして、それぞれの頭には、神を汚し、あざける名前が書いてありました。と記されています。

 これをシンボライズするために、海をセーヌ川に見立てて、獣という救世主的存在の登場は、フランスだと宣言しています。そして、神を汚し、あざける名前を象徴するために、オリンピック旗を逆さまに掲揚したのでしょう。その意味は、逆五芒星として五芒星(ペンタグラム)の上下を逆さまにした図形という悪魔の象徴を宣言するためでしょう。